福岡県警若松署は22日、北九州市若松区鴨生田や東二島で、業者を名乗る男が販売契約名目などで個人宅を訪問し、個人情報などを聞き出そうとする事案が連続発生しているとして、防犯メールで警戒を呼びかけた。

 署によると、不審者の訪問は9月下旬から10月下旬にかけてで、話の内容は次のとおり。「あそこが壊れている、水漏れしている」などと住宅修理を持ちかける。「近所で工事を行うので連絡に来た、ご主人居ますか」などと聞く。電力会社の契約業者を名乗り「設定を変えれば電気代が半額になる、契約者は居るか」などと聞き、室内の様子をうかがう。「給湯器のお得な情報があります」などと販売契約を持ちかける。