トロフィー掲げるドジャースの大谷翔平【写真:Getty Images】

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リーグ優勝決定シリーズ第6戦

 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は20日(日本時間21日)、本拠地で行われたメッツとのリーグ優勝決定シリーズ第6戦に「1番・DH」で出場し、4打数2安打1打点。10-5で勝利したチームは、ワールドシリーズ(WS)進出を決めた。歓喜の輪に加わった大谷は、インタビューで「今この瞬間からそこを目指す」と高ぶる気持ちをコメント。チームの記念撮影では、代表して誇らしげにトロフィーを掲げていた。

 大谷は6-3で迎えた6回無死一、二塁の場面で、救援右腕スタネックの高めのフォーシームを弾き返した。少し差し込まれたようで打球は中堅の前へ。深く守っていたテイラーが猛然と前進して飛び込むもあと一歩届かず、貴重な追加点をもたらす適時中前打となった。勝利後はグラウンドに同僚と飛び出し、歓喜の輪を作った。

 大谷はグラウンドインタビューで「楽な試合がなかった。初戦からここまで全員の力で、素晴らしいゲームだった」とコメント。メジャー7年目で初のワールドシリーズとなるが「ずっと出たい、プレーしたいと思っていた場所。今この瞬間からそこを目指して、そこに立つだけだと思って、切り替えて頑張りたい」と話した。

 その後、チームメートとグラウンド上で集まっての記念撮影では、大谷が“代表”してトロフィーを掲げた。笑顔で誇らしげに写っていた。

 チームは対戦成績を4勝2敗とし、2020年以来4年ぶりのリーグ優勝を果たした。24日(同25日)から始まるワールドシリーズでは、ア・リーグを制したヤンキースと対戦する。相手にもアーロン・ジャッジ外野手、フアン・ソト外野手らスター選手が揃う。大谷は「(ヤンキースは)素晴らしい球団、チームですし、一人一人も素晴らしい選手ばかり。これからも全員の力で頑張っていきたい」と力を込めた。

(THE ANSWER編集部)