「F series」のフラッグシップイヤフォン「F7200」

finalは、バランスド・アーマチュア(BA)ドライバ搭載モデルで、終売以降、再販売の要望が多かったという「F series」のフラッグシップイヤフォン「F7200」(2016年発売)を100台限定で販売する。価格は49,800円。final公式ストアのみでの販売となる。

ポタフェス2024夏 秋葉原などで参考展示されている、BAドライバ搭載新イヤフォン「S series」の発売を記念したもの。なお、S series「S4000」と「S5000」の詳細は、2024年10月23日アナウンスするという。

「ポタフェス2024夏 秋葉原」で参考展示された真鍮筐体モデルの「S5000」

「ポタフェス2024夏 秋葉原」で参考展示されたステンレス筐体モデルの「S4000」

F7200は、リケーブルタイプのイヤフォンではfinal随一の超小型軽量設計モデル。筐体はわずか直径5.5mm、重量は筐体部分は2gにまで極小化したことで、鼓膜への近さと密閉度を実現。「高い分解能、広い音場を感じていただける」という。

また、BAドライバをフルレンジで使用する事にこだわりを持ってきたfinal独自の手法により、筐体のサイズからは想像できない量感の低音を再現しているという。全帯域にわたってクリアでスムースなサウンドを追求、「アコースティックなどの生楽器との相性は格別」とのこと。

なお、復刻第二弾として、Heaven seriesより「Heaven VII MATT BLACK」を数量限定で販売する予定。特殊な金属加工法であるMIM(Metal Injection Molding)を採用した事により、切削では不可能であった、音響的に最適化された筐体を実現。また、従来に比べ、低音再生に優れた新たなシングルドライバーユニットを採用している。