超便利!?「千葉茨城道路」計画に反響多数「明日開通して」「やっとまともな道路が…」圏央道から北千葉道路へ「最短距離」工事進行中

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「道路空白地帯」に悲願のバイパス

 千葉県と茨城県の新たなアクセス道路となる、その名もズバリ「千葉茨城道路」の計画に、ネット上でも反響が集まっています。
 
 一体どのようなルートで、どういった声が上がっているのでしょうか。

開通済みの「千葉茨城道路」ルート(画像:Google Earth)。

 千葉茨城道路は、常磐道・国道6号と圏央道のあいだに広がる「幹線道路空白地帯」を埋めるべく、新たな南北軸として整備されている道路です。

【画像】超便利!? これが「千葉茨城道路」ルートと整備状況です(27枚)

 具体的には、圏央道の阿見東ICから南下し、龍ヶ崎市を経て、印西市へ入り、北千葉道路方面へアクセスするルートになっています。

 龍ヶ崎市にとっては悲願ともいえる高規格道路で、さらに国道6号沿線にとっても、柏市内の破滅的な渋滞を避けて、北千葉道路→外環道という新動脈路が誕生します。

 さて、その進捗ですが、まず「2車線道路」がとりあえずの新ルートとして、整備されつつあります。

 まず、利根川を渡る「若草大橋有料道路」が2006年に開通。このあたりは橋がほとんど無かったため、ボトルネック渋滞が深刻化していました。その突破口として、悲願の架橋といえます。

 その若草大橋から、どんどん北へ、新しい道路が開通していきました。まずは県道「美浦栄線」のバイパスが、2021年までに順次開通。龍ヶ崎市東部をつらぬく7.6kmの道路で、若草大橋までスムーズに行けるようになりました。さらに山を抜けて、3.4km北へ伸びれば全通です。

 そのまた先へ、県道「竜ケ崎阿見線」バイパスも進行中。圏央道の阿見東ICまで、残り3.0kmの未開通部が、事業進行中です。

 さらに、若草大橋から南へも、「鎌ヶ谷本埜線バイパス」へ接続する新たな道路が検討中。開通すれば、印旛日本医大で北千葉道路に乗り入れることができます。

 若草大橋から南への延伸は、2023年8月に設立された「若草大橋延伸線協議会」で検討中。道路の基本構造などを詰める段階になっています。

 なお、こうした道路は「千葉茨城道路」の完成形ではありません。2021年に国が策定した「新広域道路交通計画」では地域高規格道路として扱われています。つまり「自動車専用道」レベルの高規格で、高架などで信号ゼロの道路サービスを実現することが最終目標です。こちらはまだ具体的なことが何も決まっていない「構想路線」レベルです。

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 ともすれば渋滞箇所が多く、利根川に阻まれてボトルネックになりがちな、千葉県と茨城県の移動。そこに整備中の新しい道路計画に対し、ネット上では「明日開通してくれ」「いいねこれ」「これは注目」と期待する声が。

 また「このへん本当にまともな道路が無くて困る。こういうきちんとまっすぐ抜けてくれる道路、なんで何十年も無いままだったんだろう」と、貧弱な道路網について嘆息するコメントもありました。