「ATH-CC500BT2」ブラック

オーディオテクニカは、耳をふさがない世界初の軟骨伝導ヘッドフォン「ATH-CC500BT」の第2世代モデル、「ATH-CC500BT2」を10月25日に発売する。カラーはベージュ、ブラック。直販価格は21,780円。

「ATH-CC500BT2」ベージュ

第3の聴覚経路「軟骨伝導経路」を活用した独自の振動構造を採用。音を効率的に鼓膜に伝えることができ、“ながら聴き”でも高音質を実現するという。「家事や仕事をしながら、散歩やアウトドアを楽しみながら、周りの音とともに聴きたい音楽やオーディオブックなどを、いい音でじっくりと楽しむことができる」とのこと。

軟骨伝導は、音を耳の軟骨を通じて内耳に伝える技術。2004年に奈良県立医科大学の細井裕司教授によって発見され、従来の気導(空気を介して音を伝える)や骨伝導(骨を介して音を伝える)とは異なる「第3の聴覚経路」として知られている。

前モデルから通話性能も向上。intelliGoが開発した最新の「AIノイズリダクション技術(AIVC)」により、不要なノイズを抑えて人の声だけを識別・抽出。より自然でクリアな通話を可能とした。

重量バランスを見直すことで、耳に優しい装着感も追求。最大約20時間の連続再生が可能な業界最高クラスのロングバッテリーも備えている。

専用アプリ「Connect」を使えば、シーンにあわせた使いこなしが可能。セリフやナレーションが聴き取りやすい「クリアボイスモード」や、カフェで流れるBGMのようにお好みの音楽をリラックスして聴ける「BGMモード」、公共の場で音漏れが気になるときに便利な「音漏れ抑制モード」などが選べる。

「サウンドスケープ機能」も搭載。オーディオテクニカのマイクロホンで収録した自然のサウンドなどを聴くことができる。

対応コーデックはAAC、SBCだが、11月上旬のファームウェアアップデートで次世代Bluetooth規格「LE Audio」に対応予定。LE Audioに対応したスマートフォンなどの機器とLC3コーデックでの接続が可能になり、低ビットレートでも高音質なデータ伝送が実現。従来のBluetooth規格と比較して消費電力が抑えられるという。