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北海道の道南いさりび鉄道は、2025年4月1日からの旅客運賃上限変更を発表しました。

値上げするのは、普通旅客運賃と定期旅客運賃(通勤定期、通学定期)で、値上げ幅は普通旅客運賃が20円~100円の値上げ、通勤定期が790円~3410円、通学定期が460円~1560円、平均値上げ率は約10.8%です。

この値上げで、現在190円の初乗り料金は210円になります。

道南いさりび鉄道は、函館市の五稜郭駅から木古内町の木古内駅を結ぶ鉄道で、通勤通学の定期利用が全体の6割以上を占める沿線市町の公共交通で、さらに北海道と本州を結ぶ貨物列車が運行する路線として重要な役割を担っています。

しかし、沿線人口の減少や鉄道設備の維持管理費の負担の増加などを理由に値上げするということです。

<普通旅客運賃>
1~2キロ:190円→210円(+20円)
3~5キロ:220円→250円(+30円)
6~7キロ:260円→290円(+30円)
8~10キロ:310円→340円(+30円)
11~15キロ:350円→380円(+30円)
16~20キロ:480円→530円(+50円)
21~23キロ:600円→660円(+60円)
24~28キロ:710円→790円(+80円)
29~32キロ:850円→930円(+80円)
33~38キロ:980円→1080円(+100円)