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 阪神OBの糸井嘉男氏、関本賢太郎氏が9日、阪神百貨店の梅田本店で日本一を祈願した乾杯イベントとトークショーに参加した。

 阪神は12日からCSファーストSを戦う。ポストシーズンを勝ち抜き日本一に輝くために重要なこととして、糸井氏は、「初戦が大事。もっと言えば、1球目、1打席目!」と高らかに宣言。関本氏も「勢いに乗ることが大切。初戦、初回の守備を抑えて、どう攻撃につなげるか」とうなずいた。

 キーマンには糸井氏が森下、関本氏が佐藤輝を挙げた。糸井氏は、「森下は点に絡む打撃がすごくうまい。ファンの方を盛り上げて、勢いに乗せてくれそう」と期待感を示し、関本氏は、「勝つにしても負けるにしても、佐藤輝のバット次第。球場の空気を変えてくれる」と語った。

 今季限りで岡田監督が退任。糸井氏は、「まだ日本一が残っている。退任に花を添えるように、日本一をかなえて欲しい」と話し、関本氏は、「シーズン通して、監督さんのぼやきが良く聞こえた。最後はぼやきなしで。ご機嫌で送り出してあげて欲しい」とエールを送った。