新大関・大の里、初の地元巡業で先輩大関らと計7番…八角理事長も見守る
大相撲の秋巡業が6日、金沢市で行われ、石川県津幡町出身の大の里が新大関として初めて地元の巡業に参加した。
朝稽古では琴桜、豊昇龍の先輩大関と相撲を取り、計7番。「少ない番数でもいい稽古ができたと思う」と振り返った。握手会などではファンの熱烈な歓迎を受け、「自分がものすごいパワーをもらっている」と感慨深げだった。
日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)も視察に訪れた。「新しい大関ができて、先輩大関はもっと焦らないとだめ」と琴桜と豊昇龍に注文を付けつつ、新大関には「ぶつかり稽古をもっとやらないと。馬力はすぐになくなる」と課題を挙げていた。