一皿で食卓の主役になれるパスタは、忙しい日々に大助かり!

スーパーには秋の食材が出回り始め、日々の食卓にどんどん取り入れていきたいところです。


そこで今回は、秋食材を使った、やみつきパスタレシピ【3選】をご紹介します。いずれも食べ応えがあり、秋の味覚を存分に味わえるレシピです。ぜひ参考にしてください。

■秋の味覚をパスタで堪能しよう!
秋は実りの季節。香り高いキノコ、ホクホクのサツマイモやカボチャ、歯ごたえのあるゴボウやレンコンなど、おいしい食材がいっぱいです。秋野菜は夏野菜に比べて水分が少ないため、味が濃くて甘みが強いのが特徴。

秋の食材は煮物や混ぜご飯といった和食に使うことが多い印象ですが、パスタとも相性抜群です! 風味や食感がUPし、特別な調味料を使わなくてもリッチな味わいに仕上がります。

さらに手軽にパパッと作れて、一皿でボリューム満点。ランチやディナーに、パスタで秋の味覚を堪能しましょう。

【一皿で大満足】レンコンの和風パスタ
レンコンの和風パスタ


【材料】(2人分)

スパゲティー 160g
  塩 16g
レンコン 5~6cm
鶏ひき肉 150g
大葉 6枚
ニンニク(薄切り) 1片分
赤唐辛子(刻み) 1/2本分
<調味料>
  酒 大さじ 1.5
  みりん 大さじ 1/2
  しょうゆ 大さじ 2
オリーブ油 大さじ 2
白ゴマ 小さじ 1

【下準備】

1、レンコンは皮をむき、幅2〜3mmの半月切りにする。



2、大葉は軸を切り落とし、せん切りにする。

3、<調味料>の材料を混ぜ合わせる。

【作り方】

1、鍋にたっぷりの湯を沸かして塩を加え、スパゲティーを袋の時間より1分短めにゆで、ザルに上げる。



2、フライパンにオリーブ油、ニンニク、赤唐辛子を入れて弱火にかけ、ニンニクの香りがたってきたら、鶏ひき肉を加えて色が変わるまで炒める。



3、レンコンを加えて透き通るまで炒め、<調味料>と(1)のスパゲティーを加え、さらに炒め合わせる。器に盛り、大葉と白ゴマを散らす。





シャキッと食感の「レンコン」と旨味たっぷりな「ひき肉」の相性は言わずもがな。あっさり甘辛な和風ベースの味つけですが、これがパスタとよく合うんです! ニンニクや赤唐辛子がいいアクセントになり、噛み応えがあって一皿で大満足できます。仕上げに刻んだ大葉と白ゴマを散らせば、彩り美しく、食欲もググッとUP。

 
 

【子どもにも好評】キノコの照り焼きパスタ
キノコの照り焼きパスタ


【材料】(2人分)

スパゲティー 160g
  塩 16g
シメジ 1パック
エリンギ 1本
鶏ささ身 1~2本
  酒 小さじ 2~3
  塩コショウ 少々
<調味料>
  酒 大さじ 2
  みりん 小さじ 2
  砂糖 大さじ 1
  しょうゆ 大さじ 2
生クリーム 大さじ 4
バター 10g

【下準備】

1、シメジは石づきを切り落とし、小房に分ける。

2、エリンギは長さを2〜3等分に切り、さらに縦幅1cmの棒状に切る。

3、鶏ささ身は厚みを半分に削ぎ切り、筋を引く。耐熱容器に入れ、酒、塩コショウをしてふんわりラップし、電子レンジで1分30秒〜2分加熱する。そのまま冷まし、粗熱が取れたら食べやすい大きさに裂く。



【作り方】

1、鍋にたっぷりの湯を沸かして塩を加え、スパゲティーを袋の時間より1分短めにゆで、ザルに上げる。



2、フライパンに<調味料>の材料を入れて中火にかけ、煮たったらシメジ、エリンギ、鶏ささ身を加える。全体にしんなりして、汁気がほとんどなくなるまで炒め、火を止める。



3、生クリームを加えてサッと混ぜ、(1)のスパゲティー、バターを加え、からめるように混ぜて器に盛る。





キノコの旨味を吸収したパスタは絶品! 甘辛な照り焼き味は、大人にも子どもにも大好評です。レシピでは鶏ささ身を使っていますが、ベーコンなどでもOK。仕上げに生クリームとバターでコクをプラスするのがポイントです。キノコは数種類を組み合わせて、旨味と食感を思う存分、堪能しましょう。

 
 

【まったり濃厚】カボチャのクリームスパゲティー
カボチャのクリームスパゲティー


【材料】(2人分)

スパゲティー 160g
  塩 16g
カボチャ 1/10個
ベーコン 30g
玉ネギ 1/2個
シメジ 1/2パック
バター 20g
オリーブ油 小さじ 1
  塩コショウ 適量
<カボチャソース>
  カボチャ 1/10個
  牛乳 200ml
粉チーズ 大さじ 2
粗びき黒コショウ 適量

【下準備】

1、カボチャは2切れは種を取り除く。ベーコンは幅1cmの短冊切りにする。玉ネギはスライスする。シメジは石づきを取り、ほぐす。



【作り方】

1、スパゲティーのカボチャはラップにくるみ、電子レンジで1分加熱する。電子レンジから取り出し、幅5mmにスライスする。

カボチャは火が通るのに時間がかかるので、軽く加熱し、他の具材の炒め時間と合わせます。



2、<カボチャソース>のカボチャは皮をむき、ラップにくるみ、柔らかくなるまで3〜4分程度電子レンジで加熱する。

ソースのカボチャは皮をむきますが、生の状態だと固くてむけない場合、あらかじめ電子レンジで1分くらい加熱するとむきやすくなります。



3、(2)のカボチャをペースト状につぶし、<カボチャソース>の牛乳を加えて泡立て器で混ぜ合わせる。

ミキサーを使うときめ細やかで簡単にできます。



4、フライパンにバターとオリーブ油を入れ、中火にかける。バターが溶け始めたら、スライスしたカボチャ、べーコン、玉ネギ、シメジを加え、炒める。



5、(4)に(3)を加え、沸騰しないように注意し、混ぜながら煮込む。塩コショウで味を調える。



6、鍋にたっぷりの湯を沸かして塩を加え、スパゲティーを袋の時間より1分短めにゆで、ザルに上げる。



7、(5)のソースに(6)のスパゲティーを加え、加熱しながらからめる。粉チーズを加え、ひと混ぜしたら器に盛る。仕上げに粗びき黒コショウをかける。



【このレシピのポイント・コツ】

電子レンジは600Wを使用しています。



秋冬のカボチャは甘みが増して美味。トッピングとしてだけでなく、クリームソースにもたっぷり使います。そのため、まったりとした濃厚な口当たりに。ベーコンやチーズの塩気がカボチャの甘さを引き立てます。生クリーム不使用でコスパも抜群。ハロウィンパーティーにも良さそうですね。

■秋パスタで栄養をチャージしよう
今回ご紹介したパスタに使う秋食材は、ビタミン類、食物繊維、ミネラルといった栄養素が豊富。夏の疲れがリセットされて、体調を崩しやすい季節の変わり目に備えることができそうですね。

秋パスタはおいしいだけでなく、栄養もしっかり摂れることが大きな魅力なんです。

また、旬の食材はお手頃価格で、お財布にやさしくて、良いこと尽くめ。ぜひパスタに秋の食材を使ってみてくださいね。
(川原あやか)