市道で夜のランニング中に背後からクマ、40代男性が頭と左脚それぞれ2か所負傷

写真拡大

 4日午後10時半頃、山口県周南市夜市の市道で、ランニング中の40歳代男性が熊に襲われた。

 頭と左脚にそれぞれ2か所の傷を負い、市内の病院に搬送された。命に別条はないという。県内の熊による人身被害は9月の岩国市の例に続き、今季2例目。

 周南署によると、男性は背後から近づいてきた熊に襲われた後、自力で帰宅し、家族が119番した。熊は現場から逃げ、方向は不明という。

 県は5日、熊の出没警報を発令。県警は付近をパトカーで巡回し、マイク広報で住民らに注意喚起している。

 周南市では同日、県や市などによる緊急対策会議が開かれた。住民へのチラシ配布や、近隣学校と保護者への通知、捕獲に向けて猟友会などと連携することを確認した。市農業振興課によると、市には4月25日〜10月2日、熊の目撃情報などが94件寄せられていたが、今回の人身被害があった夜市からの通報はなかった。

 県内では、岩国市で9月8日、70歳代男性が熊に襲われ、左手首を骨折するなどの重傷を負っている。