元プロ野球選手で野球解説者の山崎武司氏(※崎はたつさき)が9月28日、YouTubeチャンネル『【東海テレビ公式】ドラHOTpress』で公開された動画「ドラHOT+ 山崎武司が愛する竜へ提言!」に登場。中日の今後について語った。

山崎武司氏


○山崎武司氏、中日に提言

中日に向けての提言を求められた山崎氏は、「ちょっと厳しいですよ、今日は」と前置きしつつ、フリップで「チーム改革の失敗」と提示。まずは「立浪ドラゴンズの一番の改革は、若手を使ったこと。これはね、立浪監督素晴らしかった」と評価する。

そのうえで、「なにかを変えていくってことで若手に期待をかけたんですけども、やっぱり若手って、ずっと調子って続かないんです。そのなかで、主力メンバーが埋もれたでしょ? ビシエド、大島、木下、高橋周平……この辺のクラスをうまく1軍に置いてたから、使えばよかったんですけど、ちょっと若手に我慢をしすぎたところがあるんですね」と指摘した。

そして、「来年以降は、これも継続していかないといけないんですよ、改革を」と提言。「若い選手が期待されたんですけど、追いついていかなかったんですよ」「それを、石川昂弥、岡林、福永、村松、田中って選手がこれからやっていかないといけない」と、若手選手の奮起に期待を寄せていた。

【編集部MEMO】

中日ドラゴンズ、東北楽天ゴールデンイーグルスなどで通算27年間にわたり活躍した山崎武司氏。通算403本塁打を誇るホームランバッターで、本塁打王に2回(1996年・2007年)輝いている。また、史上3人目のセ・パ両リーグでの本塁打王の達成者でもある。