大人も子どもも大好きなサーモン。漬けにするとねっとり食感と濃厚なうま味が味わえます。

今回は、漬けサーモンのレシピを5選ご紹介します。しょうゆベースのタレに漬け込んだアレンジや、コチュジャン、ゴマ油の韓国風。そして、洋風マリネのアレンジなど、飽きることなく味変できるものばかりです。漬けは食べきれなかった刺身の保存にも◎ぜひ参考にしてくださいね。



・「漬け」のメリットとは?!


「漬け」とは食材を漬け込む調理法のこと。
主なメリットは…
・ 食材の余分な水分を抜く
・ 味付けをして旨味を引き出す
・ 食材を保存する

また、漬けサーモンは、ごはんに乗せて丼にしたり、サッと焼いてごはんのおかずやサラダにしたり、アレンジの幅が広がります。漬け込む調味液でいくらでも味変できるのも漬けの魅力のひとつです。

ゴマ油と豆板醤などで漬け込んだ韓国風の漬けならば、卵黄を落として絡めながら食べると、お酒のおつまみにも。画像のみそ漬けはなんと冷凍可能!サーモンが手ごろに手に入った時に作っておけばいざという時役立ちます。



■漬けといえばコレ!【サーモン入りポキ丼】
サーモンとマグロの濃厚なコクとうま味が味わえるポキ丼は、食材を切って漬けて盛り付けるだけの簡単レシピ。ポキはハワイ語で切り身を意味するそう。栄養価の高いアボカドと一緒に。

サーモン入りポキ丼


【材料】(2人分)

マグロ 1サク
サーモン(刺身用) 50g
<下味>
  しょうゆ 大さじ 1
  みりん 小さじ 2
  ゴマ油 小さじ 1/4
玉ネギ 30g
  塩 少々
アボカド 1個
大葉 2枚
すり白ゴマ 小さじ 1/2
ご飯(炊きたて) 丼 2杯分

【作り方】

1、マグロ、サーモンはキッチンペーパーで余分な水分を拭き取り、2cm角に切る。ボウルに<下味>の材料を合わせ、10分漬ける。



2、玉ネギは繊維に逆らった薄切りにし、塩を振って5分置き、水でさっと洗い流してキッチンペーパーでしっかり水気をきる。



3、大葉は軸を切り落として細切りにする。アボカドは縦半分に切って種を除き、皮をむいて2cm角に切る。



4、ご飯をよそった器に玉ネギを敷き、水気をきった(1)、アボカドをのせ、残った<下味>を回しかける。仕上げに大葉、すり白ゴマを振る。



■サーモンの韓国風漬け丼
ピリ辛のコチュジャンで漬け込んだサーモンに温泉卵を絡めながら食べると、濃厚な味わいが楽しめます。残った漬けダレをかけて食べるのも◎

■サーモンのブラックペッパー漬け
万能調味料の麺つゆに、しょうゆ、ユズコショウ、オリーブオイルに、粗挽きの黒コショウと大葉を加えサーモンを漬け込みます。ユズコショウと粗挽きコショウのダブル使い新鮮です。アボカドと温泉卵を乗せて。

■塩コショウで漬けるサーモンマリネ
塩、砂糖、フェンネルシードやタイムなどのハーブをサーモンの切り身に揉み込んでラップに包んでじっくり漬け込みます。ねっとり食感のサーモンとビネガーのドレッシングは華やかで美味。スパークリングワインや白ワインに合うため、おもてなしにもオススメしたいオードブルです。

■洋風揚げサーモンマリネ
さっくり揚げたサーモンを、オリーブオイルとアンチョビ、ワインビネガーなどで作ったマリネ液に漬け込んだ一品は、洋風の南蛮漬け、エスカベッシュのよう。セロリやニンジン、玉ネギなど、野菜もたっぷり摂れます。

今回ご紹介したねっとり濃厚な漬けサーモンは、丼だけでなく、バゲットに乗せたり、そのまま食べてお酒のおつまみにしたり、味付けや食べ方を変えてアレンジを楽しんでくださいね。
(豊島早苗)