ほろ苦さがおいしい「ゴーヤ」は揚げ物にしても絶品!

薄切りにして揚げれば、子どもはスナック感覚で食べられ、大人はビールにおつまみに最高です。


今回は、E・レシピ内で評判なゴーヤの揚げ物レシピを3つご紹介します。

ゴーヤの苦みが抑えられ、家族も喜んでくれるメニューが揃っています。ぜひ参考にしてください。

■ゴーヤは油と相性抜群!
揚げ物など油を使う調理法はゴーヤの苦みが適度に抑えられるため、相性が良いとされています。口の中に油分が広がると、水溶性の苦み成分が舌まで届きにくくなるからです。

ゴーヤに含まれるビタミンCは熱に強いので、輪切りにしてフライや天ぷらで食べるのがおすすめ。揚げると種はナッツのようなカリカリ食感になり、ワタは油を吸ってジューシーに仕上がります。とはいえ、ゴーヤ苦みが苦手な方は種やワタは取り除きましょう。

【E・レシピでおいしい! 260超】衣がサクふわ! ゴーヤのフリット
ゴーヤのフリット


【材料】(4人分)

ゴーヤ 1/2~1本
<衣>
  卵白 1個分
  小麦粉 大さじ 1.5
  片栗粉 大さじ 1.5
  塩 少々
  サラダ油 小さじ 2
ミルびき岩塩 適量
揚げ油 適量

【下準備】

1、ゴーヤは両端を切り落とし、縦半分に切ってスプーン等で中央の種とワタをかき出し、厚さ5mmの半月切りにする。分量外の塩をからめてしばらく置き、水分が出てきたらしっかり水気を拭き取る。



2、<衣>を作る。ボウルに卵白、塩を入れ、泡立て器でツンと角が立つまで泡立て、小麦粉、片栗粉を加えてサックリ合わせ、サラダ油を加えて軽く混ぜ合わせる。

3、揚げ油を160℃に熱する。

【作り方】

1、<衣>にゴーヤを入れてサックリ混ぜる。160℃に熱した揚げ油に落とし入れ、ふっくら揚がったら油をきる。器に盛り、ミルびき岩塩を振る。





衣はサクふわ食感、ゴーヤは香ばしくジューシーでたまらないおいしさです。フリットは衣に泡立てたメレンゲを使うため、天ぷらよりも軽い口当たりに仕上がり、スナック感覚で食べられます。ゴーヤはしっかり塩もみすれば、厚めに切っても苦みを感じません。

 
 

【E・レシピでおいしい! 200超】スパイシーで食欲UP! ゴーヤのカレー粉揚げ
ゴーヤのカレー粉揚げ


【材料】(2人分)

ゴーヤ(小) 1/2~2/3本
  塩 少々
<合わせ衣>
  カレー粉 小さじ 2
  片栗粉 大さじ 1
揚げ油 適量

【下準備】

1、ゴーヤは端を切り落として、スプーン等で中央の種とワタをかき出し、薄い輪切りにする。塩少々を振り、少し置いて水気が出てきたら、水気を拭き取る。(ヒント)ゴーヤを半分に切って種とワタをかき出すと扱いやすいです。その場合半月切りにしてください。



2、<合わせ衣>の材料を混ぜ合わせる。

【作り方】

1、ゴーヤに<合わせ衣>をからめる。揚げ油にゴーヤをバラバラと入れ、ゴーヤが薄いキツネ色になるまで揚げ、油をきって器に盛る。





衣にカレー粉を混ぜ込むことでゴーヤの苦みが抑えられ、パクパク食べられます。スパイシーな風味が食欲を刺激するおつまみです。リング状に揚げれば、見た目もオシャレになりますね!

 
 

【E・レシピでおいしい! 180超】パリパリ食感! ゴーヤチップス
ゴーヤチップス


【材料】(4人分)

ゴーヤ 1/2~1本
  塩 少々
揚げ油 適量

【下準備】

1、ゴーヤは両端を切り落とし、スプーン等で中央の種とワタをかき出し、薄い輪切りにする。



2、揚げ油を170℃に熱する。

【作り方】

1、揚げ油にゴーヤをバラバラと入れ、ゴーヤが薄いキツネ色になるまで揚げ、油をきる。



2、冷めたら器に盛り、塩を振る。



種とワタを取り除き、薄く輪切りにしたゴーヤを素揚げするだけ! パリパリ食感がくせになり、ほろ苦さと塩味が絶妙なバランスです。カレー粉やガーリックパウダーなどで味変するのも良し。これはビールがどんどん進みそうですね。

■夏の家飲みはゴーヤの揚げ物を楽しもう!
ゴーヤはビタミンCやカリウムといった栄養がたっぷり含まれています。ゴーヤが主役の揚げ物とキンキンに冷えたビールを用意して、一杯楽しむのもいいでしょう。栄養価の高いゴーヤなら、揚げ物でも罪悪感なしですね。

そしてゴーヤの揚げ物は食感も大事。厚さ5mm程度の薄くスライスし、170〜180℃の油でこんがりキツネ色になるまで揚げましょう。揚げすぎは食感が悪くなってしまうので注意です。
(川原あやか)