中国の包銀高速鉄道、磴口黄河特大橋が連結

 

 【新華社バヤンノール9月24日】中国内モンゴル自治区包頭市と寧夏回族自治区銀川市の間で建設中の包頭−銀川高速鉄道(包銀高鉄)は、重要工事となる磴口(とうこう)黄河特大橋が22日、連結した。

 橋は内モンゴル自治区のバヤンノール市磴口県とオルドス市杭錦(ハンギン)旗にまたがり、全長は5145.91メートル。交通インフラ建設大手、中国鉄建傘下の中鉄十八局集団が建設を請け負う。

 包銀高鉄は、中国の高速鉄道網「八縦八横」の京蘭ルート(北京−フフホト−銀川−蘭州)の重要な一部で、総延長は519キロ(うち内モンゴル区間は402キロ)、設計速度は時速250キロ。完成後は包頭−銀川間の最速所要時間が従来の6時間から約2時間に短縮される。(記者/李雲平)