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 オリックスのT−岡田外野手(36)、安達了一内野手(36)らの引退セレモニーが行われ、米大リーグで活躍するレッドソックスの吉田正尚外野手(31)から、ビデオメッセージが流された。

 最初にメッセージを送ったのは小田。「本当にイケメンで、僕より少し早い足と、僕より少しうまい守備でチームを何度も助けてくれました」とイケメンをイジりながらも、「本当に見えないところでの努力、準備のたまものだと思います」と称賛した。

 安達には「ディズニー好きのファンタジーな男かと思いきや、僕は感情に熱い先輩だと思ってました」と性格を分析。「視野の広さがあの堅実な守備につながっていたと確信しております」と守備力の高さを改めて称えた。

 T−岡田に対しては「オリックスを支えてくれた功労者だと思います」と語り、「気付いたら、練習、トレーニング、体のケアと大きな背中で見せてくれました。ただ、練習しすぎのエピソードもありまして、宮崎キャンプでオフの日、でんぐり返しの際に首か背中を痛めたと聞きました。たまげました」と大きな背中に引っ張られたことを振り返った。

 そして、投手の比嘉とは意外な関係性を打ち明けた。「僕のプロ野球人生のスタートには比嘉さんは欠かせません」と語り出し、「1年目のキャンプリハビリ組でともに過ごさせてもらいました。今も少しぽっこりしたお腹でプロ野球人生を長くするためには“よく食べないかん”という言葉が印象的です」と思い出を口にした。「細かい投球術とは裏腹に、豪快なゴルフでのドライバーは忘れません」と最後まで大先輩をイジリ倒した。

 「最後になりましたが、4人の器の大きな先輩のおかげで優勝、日本一と良い思い出が共有できました」と吉田。「これからもご健闘とますますの活躍をお祈りいたします。ご家族とごゆっくりお過ごしください。本当にお疲れさまでした」と締めくくった。