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 放送プロデューサーのデーブ・スペクター氏が24日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月〜金曜後1・55)に生出演し、疑惑告発文書問題を巡る知事不信任決議が兵庫県議会で可決され、10日以内の辞職・失職か議会解散を迫られている斎藤元彦知事(46)のテレビ出演について、自身の考えを示した。

 斎藤氏は20日、NHK大阪「かんさい熱視線」、21日には読売テレビウェークアップ」にそれぞれ出演した。「ウェークアップ」では、コメンテーターの同席を排し、1対1の対談を要求。番組側も受け入れ、キャスターの中谷しのぶアナウンサーとの対談形式で進められた。

 番組を見たというMCのフリーアナウンサー宮根誠司は、「(1対1の対談を)『ウェークアップ』側がOKしたけど、見ていて違和感がありましたね」と疑問を口に。デーブ氏も「そうですね。そこまでやる必要があったのかな」とうなずいた。

 さらに「せっかく自分でしゃべる場を与えたというか作ったわけですから、そういう抽象的なやり方ではなくて、ガンと自分が反論したいことがあれば…告発に対して今、いろんな説が浮上しているんですよ。言いたいことがあって、それについて異議があるコメンテーター、詳しい人がいれば、それに対してちゃんと言うという方が、斎藤知事のプラスになったと思いますよ」とも指摘。結果的にはコメンテーターの意見を封じた策に、疑問を投げかけた。