交通事故防止コンサルタントが語る、緊急車両接近時の対応法「音の情報も活用して」

発言者の上西一美氏は20年前から交通事故防止の活動を続けており、これまでに3万件近くのドライブレコーダー映像を分析して様々なセミナーを行ってきました。このYouTube番組では、その活動の一部を紹介しています。今回の動画では、追突事故の映像を通じて重要な注意点について語りました。

動画の中で上西氏は、緊急車両が交差点内に進入した際に発生した追突事故の一例を紹介。この事故では、前方の車が青信号で急停止したため、後ろの車が追突してしまいました。上西氏は、「緊急車両が交差点に進入してきたら、一時停止し左に寄せる義務があります」と、道路交通法の基本的なルールを強調。その上で、「車間距離は予測不能な事態に備える保険のようなもの。きちんと確保することが重要」と述べ、適切な車間距離の確保を強く求めました。

また、音の情報を活用する重要性についても触れ、「音から反応する方が目からの情報よりも早い」と語り、オーディオの音量を下げることや、可能なら窓を少しでも開けることを推奨しました。「正確な情報を常に取得するためには、音の情報も大切にしてほしい」と強調しました。

最後に、上西氏は「今回の事故のようなケースを減らすため、常に車間距離を空け、音の情報をしっかりと入れる状態を作ってください」と視聴者に呼びかけました。