52号を放ち、祝福を受けるドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

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ストライクゾーンのはるか上…なぜそこまで飛ばせる?

 米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手は20日(日本時間21日)、本拠地で行われたロッキーズ戦に「1番・DH」で先発出場。4打数3安打2打点、1盗塁と大暴れし「52本塁打&52盗塁」に到達し、チームも6-4で勝利した。驚きは、52号本塁打は高めのボール球を叩いて中堅バックスクリーンまで運んだ一撃だったこと。日本のファンからも「ワケわからん」「もうどこ投げてもあかんやん」と驚きの言葉が並んだ。

 1-2の5回、大谷は2死二塁で第3打席に立ち、ロッキーズの左腕フリーランドから中越えに逆転2ランを放った。フルカウントから高めの速球を力負けしないスイングではじき返すと、打球速度110.1マイル(約177.2キロ)、飛距離423フィート(約129メートル)という大飛球が中堅左のスタンドへ。場内は熱狂に包まれ「MVPコール」が鳴りやまなかった。

 MLB公式X(旧ツイッター)は、この打席の大谷の打撃フォームと、投球チャートを組み合わせた画像を公開。「ショウヘイ・オオタニはこれをどうやって423フィートも飛ばしたんだ?!」と投稿した。チャートでは大谷の打った6球目が、ストライクゾーンから大きく外れていたのが分かる。これに日本のファンから仰天した様子のコメントが並んだ。

「マジでどんな球来ても打てるやん」
「もうストライクゾーンを打つのに飽きた人」
「すごい打撃フォーム??良い子はマネしないように」
「もうどこ投げてもあかんやん」
「ワケわからん…」
「結構窮屈だったのに、何故センターの最深部まで飛ぶのか」
「これホームランは理解出来んわ」

 さらに「悪球打ちの岩鬼に通じる部分がある」「グワァラゴワガキィーン!」と、マンガ「ドカベン」の登場人物になぞらえる声も多かった。

(THE ANSWER編集部)