オイシックス戦に出場したロッテ・山口航輝【画像:パーソル パ・リーグTV】

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日本ハムが快勝…福島蓮が6回0封、野村佑希は14号3ラン

 日本ハム2軍は21日、ファイターズ鎌ケ谷スタジアムで西武に6-1で勝利した。

 日本ハムは2回裏、二塁打と2四球で1死満塁から、明瀬諒介内野手の犠飛で1点を先制。3回に野村佑希内野手の14号3ランで追加点を挙げると、5回には2死から有薗直輝内野手が安打で出塁し、清水優心捕手、濱田泰希内野手の連続適時打でスコアを6-0とした。

 先発の福島蓮投手は、3回まで毎イニング走者を背負ったが、要所を締めて無失点に。4回以降は3イニング連続で3者凡退に抑え、6回97球3安打1四球8奪三振無失点でマウンドを降りた。

 7回以降は北浦竜次投手、加藤大和投手がそれぞれ1イニングを無失点でつなぐ。9回に田中瑛斗投手が渡部健人内野手の11号ソロで失点も、大差は変わらず6-1で試合終了。福島ファーム今季初勝利となった。

山口航輝が3ランを含む2安打5打点…ロッテが快勝

 ロッテは浦安市運動公園野球場で行われたオイシックス戦に9-1で勝利した。

 初回、2死から上田希由翔内野手、石川慎吾外野手が安打で出塁し、山口航輝内野手の6号3ランで先制。5回には敵失で1点を追加すると、山口の2点適時二塁打、井上晴哉内野手の犠飛も生まれ計4得点を挙げた。

 先発の二保旭投手は2回35球1安打2四球無失点で降板し、2番手・東條大樹投手も2回2安打1四球2奪三振無失点でつなぐ。5回は二木康太投手が3者凡退に。6回に廣畑敦也投手が2安打などで1失点も、直後に上田の2点適時打が生まれ、スコアは9-1となった。

 廣畑は2イニング目の7回を無失点でつなぐと、8回以降は古谷拓郎投手、河村説人投手がそれぞれ1イニングを無失点に抑えた。

オリックスが柳裕也の前に完封負け…先発・齋藤響介は5回4失点

 オリックスは奈良・さとやくスタジアムで中日と対戦し、0-5で敗れた。

 先発・齋藤響介投手は、3回まで無失点に抑えたが、4回2死二、三塁から自身の暴投で先制を許す。5回には加藤翔平外野手の犠飛、ダヤン・ビシエド内野手に7号2ランを許し、5回71球7安打2四球2奪三振4失点でマウンドを降りた。

 6回から登板した大江海透投手は、2死3塁から樋口正修内野手に適時打を許す。3番手の山崎颯一郎投手は7回を無失点も、8回に2死から四球と二塁打で二、三塁としたところで降板。代わった入山海斗投手はここを切り抜け、9回も無失点に抑えた。

 一方の打線は、3回に元謙太外野手の二塁打で好機を得たが、得点はならず。この回以外は得点圏に走者を進められず、相手先発・柳裕也投手に9回100球3安打無四死球で完封勝利を許した。

三森大貴が逆転の2点適時三塁打! 鷹が1点差で勝利

 ソフトバンクはタマホームスタジアム筑後でくふうハヤテに2-1で勝利した。

 先発の三浦瑞樹投手は初回、先頭に三塁打を浴び、その後内野ゴロで1点を先制される。しかし以降は立ち直り、得点を許さず、6回87球5安打無四死球3奪三振1失点でマウンドを降りた。

 打線は4回にリチャード、三森大貴内野手の連打で今試合初めて得点圏に走者を進めたが、後続が倒れ、得点を奪えない。本塁が遠い展開が続くなか、8回2死から連続四球で一、二塁のチャンスを迎えると、三森が2点適時三塁打を放って逆転に成功した。

 中継ぎ陣は7回を中村亮太投手が3者連続三振に抑え、8回は田浦文丸投手がわずか8球で3者凡退に。9回は和田毅投手が無失点で締め、逆転勝利を飾った。(Full-Count編集部)