10回1死、右越えに勝ち越し本塁打を放った佐藤輝明 (カメラ・小泉 洋樹)

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◆JERAセ・リーグ DeNA5―6阪神=延長10回=(21日・横浜)

 阪神・佐藤輝明内野手が激闘に終止符を打った。5―5の延長10回1死。ウェンデルケンの148キロ直球を狙い澄ましたかのように振り抜き、右翼席に突き刺した。15日・ヤクルト戦(甲子園)以来、4試合ぶりの15号決勝ソロ。二塁ベースを回った大砲は虎党で沸く左翼席に向かって、右の拳を突き上げた。

 ヒーローインタビューでは「いい風が吹いていたので、一発を狙っていきました」と笑顔。「何とか粘って取った一勝なので本当に大きい勝ちだと思います。皆さんと同じで僕たちも誰一人諦めていないんで、最後までご声援よろしくお願いします」と呼び掛けた。