ドジャース・大谷翔平(左)とヤンキースのアーロン・ジャッジ【写真:荒川祐史、ロイター】

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両リーグの“HR王”にも期待がかかる

【MLB】ドジャース 6ー4 ロッキーズ(日本時間21日・ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手は20日(日本時間21日)、本拠地でのロッキーズ戦で52号2ランを放った。前日19日(同20日)には3打席連続本塁打の大活躍。MLB全体での本塁打王も視界に捉えた。

 MLB全体でのホームラン王は、ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手の53本となっている。8月は12本塁打をマークするなど、一時は自身が持つア・リーグ記録の62本塁打を超えそうなペースだったが、9月に入って失速。9月はわずか2本塁打となっている。

 8月27日(同28日)にはジャッジと大谷は10本の差がついていたが、大谷が猛追して5月以来となる1本差に迫った。米メディア「ドジャース・ネーション」のノア・カムラス記者も「突然、ホームランレースが始まった」とX(旧ツイッター)に投稿。大谷の追い上げに注目した。

 大谷は2日間で打率.900(10打数9安打)、4本塁打12打点、6得点をマーク。凡退したのは20日(同21日)の初回に喫した空振り三振のみと、“打ち出の小槌”状態だ。昨年は44本塁打も、両リーグトップとはならなかった。絶好調の大谷は、一気にジャッジも追い抜くことができるだろうか。(Full-Count編集部)