52号を放ったドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

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大谷翔平の衝撃データを米メディアが紹介

【MLB】ドジャース 20ー4 マーリンズ(日本時間20日・マイアミ)

 ドジャース・大谷翔平投手が20日(日本時間21日)に本拠地で行われたロッキーズ戦で「52本塁打&52盗塁(52-52)」をマークした。前日19日(同20日)に「51-51」に到達した段階で、大谷の新たな驚愕データの数々を米メディアが紹介した。

 MLB公式のサラ・ラングス記者がX(旧ツイッター)に投稿。MLB史上で50本塁打を記録した1シーズンの最多盗塁として51盗塁(51本塁打)の大谷がトップ。2位は2007年にアレックス・ロドリゲスの24盗塁(54本塁打)で、3位は1955年のウィリー・メイズの24個(51本塁打)だった。大谷の盗塁数の多さが群を抜いている。

 さらに前日19日(20日)の敵地でのマーリンズ戦では6打数6安打、10打点に2盗塁をマーク。6安打の内訳は3本塁打、2二塁打、単打で、同記者は「1901年以降で、少なくても5長打とマルチ盗塁を1試合で記録したのはショウヘイ・オオタニが初めての選手だ」と伝えた。

 そのほかにも「ショウヘイ・オオタニは今季これまでに、440フィート(約134.1メートル)以上の本塁打を13回記録している。スタットキャスト計測下(2015年以降)で、それはドジャースの選手によるキャリア通算としては最多だ。ジョク・ピーダーソンが12本だったため、その均衡を破った」と大谷の規格外のパワーを記している。

 また別の投稿では、2020年8月23日のムーキー・ベッツ以降では、1試合でマルチ本塁打&盗塁を記録したMLBの選手はいなかった。1901年以降では、これをやってのけた唯一のドジャースの選手は彼と今日の大谷だけ、と掲載。大谷の異次元の躍動で、偉業が続々と判明している。(Full-Count編集部)