個別指導塾が警鐘！「進学実績だけで中高一貫校を選ぶべきではない」

個別指導塾CASTDICEのコバショー（小林尚）氏とナカハシ氏が、自身のYouTubeチャンネルで「中高一貫校　進学実績の闇」と題した動画を公開した。動画では、中高一貫校の選び方に関する重要なポイントを解説し、単に進学実績だけで学校を選ぶことの危険性について語った。

コバショー氏は、「進学実績、偏差値観で素晴らしい学校でも、実績の上げ方に問題のある学校もある」と指摘。その実例として「A中学・A高校」を取り上げ、「生徒のモチベーションを無理やり上げさせるような方法を駆使している学校もある」と話した。

ナカハシ氏も、「いろいろな性質の生徒たちがいる中で、厳しい環境が逆効果になることもある。そのため、進学実績を鵜呑みにしない方が良い」との意見を述べた。

また、コバショー氏は「B中学高校」の例を出し、「文系に特化させることで高い進学実績を誇る学校もあるが、その背景をよく理解する必要がある」と強調。「数学の得点で理系が無理と言われたり、特定の学部に偏った進学をしている学校もある」と語った。

動画の中盤では、「C中高」「D中高」の具体例も挙げ、「国公立の合格率をアピールしながら実際にはほとんど進学しない学校もある」と説明。ナカハシ氏は、「生徒の志望を変える状況は避けたい」と警鐘を鳴らした。

動画の締めくくりで、コバショー氏とナカハシ氏は「進学実績だけで中高一貫校を選ぶべきではない」と再度強調。進学実績の裏に潜むリスクを理解し、慎重な学校選びを呼びかけた。「学校選びは非常に大事。今日のテーマでは中高一貫校の話をしましたが、大学選びも同様に重要です」とのメッセージで動画を締めくくった。