26号2ランを放った巨人の岡本和真選手(写真:時事)

写真拡大 (全3枚)

◇プロ野球セ・リーグ 巨人8-2広島(20日、マツダスタジアム)

巨人は13安打8得点と打線の猛攻で、広島に快勝。阿部慎之助監督は、ともに3安打猛打賞で打線を引っ張った3番の吉川尚輝選手と4番の岡本和真選手をたたえました。

3回、2アウトから丸佳浩選手が内野安打で出塁。続く浅野翔吾選手が粘ってフォアボールで好機を広げると、吉川選手がレフトへ2点タイムリーヒットを放ち、先制します。さらに、岡本和真選手が26号2ランを放ち、一挙4得点。「最初、4点先制できたのがすごく大きかったですし、(先発の)井上温大も楽にいけたと思います」と振り返りました。

4-1で迎えた7回は1アウト3塁から、吉川選手がこの日2本目となるタイムリーで、追加点。その後、坂本勇人選手やオコエ瑠偉選手にもタイムリーが飛び出し、広島を突き放しました。

この日、3安打猛打賞の吉川選手は、9月の16試合で27安打を積み上げるなど、月間打率.397と絶好調。「今年はずっといいところで打ってくれていますし、存在感をすごく出してくれている」と阿部監督は信頼を寄せました。

また直近5試合で4ホーマーの岡本選手には、「もう自分が打てば勝てると思ってやってくれているでしょうし、そういう姿はね、いつも以上に強く見えているので、頼もしく見えてますね」と語りました。