横浜FMのハッチソン監督

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 J1横浜FMは20日、横須賀市内で22日のJ1・広島戦(Eピース)へ向けた練習を行った。

 練習後取材に応じたジョン・ハッチンソン監督は、アジアチャンピオンズリーグ(ACL)初戦・光州戦(3●7)の大敗に「もちろん残念。負けるのは悔しいし、一番嫌なこと」と悔しさを見せた。一方、悔しさを前置きしたうえで「8位までになればいいという大会に変更になっているので、そのまだ一試合が終わっただけ。みんなが思った結果ではなかったにしろ、そこはみんなでしっかり考えて次に向かわなければいけない。次の試合に向けてしっかり整えてやっていくだけ」と前向きな姿勢を強調した。

 この日の練習前には20分間のミーティングを行い、選手に「信じること」を説いた。「一人一人の選手を僕は信じているからこそ誰が出ても問題ないと思っている。みんなもお互いを信じて、自分を信じてやっていくことを1番伝えたかった」。これからのリーグ戦、そしてACLへ向けて改めて気合を注入した。

 22日は2位・広島との対戦。6月19日(ニッパツ)の第13節では、後半42分から劇的な逆転勝利を収めた。現在の順位は7位と、上位進出へ向けて踏ん張りどころとなる一戦に指揮官は「どんな相手でも自分たちはとにかく後ろから回していき、プレスのところも前から行く。今日の練習でも一つ一つ確認しながらやった。一人一人がやる姿勢というのを出すことが大事」と力を込めた。