山形県内 土砂災害警戒情報は解除 線状降水帯発生の可能性も・気象台＝９月２０日午後１時現在

山形県内は前線の影響で所によって２０日朝から激しい雨が降っています。小国町に出されていた土砂災害警戒情報は解除されましたが、現在も東南置賜と西置賜に大雨警報が発表されています。山形地方気象台は夕方にかけ、線状降水帯が発生する可能性があるとしています。

気象台によりますと、２０日の県内は広い範囲で大雨となっていて、所によって、朝から雷を伴った非常に激しい雨が降りました。小国町に出されていた土砂災害警戒情報は大雨の峠を越えたとして正午に解除されましたが、県内では現在も大雨警報が東南置賜や西置賜の一部に出されています。また、気象台は２０日午後6時ごろまで線状降水帯が発生する可能性があるとしています。２０日県内で予想される1時間降水量は多い所で50ミリで、２１日午前6時までに予想される24時間降水量は、多い所で150ミリとなっています。この雨の影響で、２０日朝7時ごろ庄内の一部で最大で3700戸が一時停電しました。また、JR山形支店によりますと、山形新幹線は福島駅と新庄駅の間で少なくとも２０日午後3時まで運転を見合わせます。県内は午後も大気の非常に不安定な状態が続く見込みで、大雨による土砂災害や河川の増水や氾濫に厳重な警戒が必要です。