発売されたばかりのiPhone16(20日、東京都渋谷区で)=大金史典撮影

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 米アップルの新型スマートフォン「iPhone(アイフォーン)16」が20日、全国の直営店などで発売された。

 独自の生成AI(人工知能)機能「アップルインテリジェンス」を搭載した最新機種を買い求めようと、店の前には長い列ができた。

 東京都渋谷区の「アップル表参道」では、午前8時の開店前から約50人が列を作った。19日昼から並んだという東京都品川区の男性会社員(39)は購入後、「生成AI機能によって、さらに個人に合ったスマホになるはずだ」と話した。

 生成AI機能は、「16」シリーズの全4機種に搭載された。電子メールの自動要約や通話内容の書き起こしなどが可能で、今後、基本ソフトウェア(OS)を最新のものに更新すれば、無料で利用できるようになる。当初は英語に対応し、日本語版は来年以降となる見通しだ。

 「16」の直営店価格は税込み12万4800円から。昨年発売した「15」と同じ価格になっている。