日経平均株価が一時1000円超上昇、午前の終値は3万7284円…FRBの利下げに反応
米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ決定を受けて、19日の東京株式市場で、日経平均株価(225種)は一時、前日終値に比べて1000円超上昇した。
午前の終値は、904円26銭高の3万7284円43銭だった。
利下げの発表後、18日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価(30種)は一時370ドル超値上がりした。その後は利益確定の売りが優勢となり、終値は前日比103・08ドル安の4万1503・10ドルだった。
19日の東京外国為替市場の円相場は、FRBが示した利下げのペースが緩やかだとの見方が広がり、最近まで円高・ドル安が進んでいたことから、ドルを買い戻す動きが優勢となり、前日(午後5時)と比べて1円50銭程度円安・ドル高の1ドル=143円台半ばで取引されている。
東京株式市場では、円安で収益が押し上げられる自動車や電機、海運など幅広い銘柄が買われている。