2年連続「30−30」を達成したボビー・ウィットJr.

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◆ ア・リーグMVP獲得へ猛アピール

 カンザスシティ・ロイヤルズのボビー・ウィットJr.内野手(24)が現地時間17日のタイガース戦に「2番・遊撃手」で先発出場。初回に2試合連続となる盗塁を決め、「30本塁打−30盗塁」を達成した。

 ウィットJr.は初回、一死から四球で出塁すると、3番サルバドール・ペレスへの5球目で二塁への盗塁に成功。この盗塁によりデビューから3年連続で30盗塁の大台に到達。遊撃手として複数回の「30−30」達成はMLB史上初の快挙となった。

 MLB通算142勝のボビー・ウィット氏を父に持つウィットJr.は、2019年ドラフトで全体2位指名を受けてロイヤルズに入団。デビュー年の2022年に「20本塁打−30盗塁」を記録すると、昨季は「30本塁打−49盗塁」に更新。今季は初のオールスターゲーム出場を果たすなど飛躍を続け、全152試合に出場して打率.332、200安打、32本塁打、108打点、30盗塁、OPS.985をマークしている。