小泉進次郎 実母と再会も裏で起きていた小泉家“ドロドロ劇”…父に会いたがった三男に「血はつながっているが家族ではない」、結婚会食では実母を招かず

写真拡大

自民党総裁選に向けて出陣式を開いた小泉進次郎

 9月12日、自民党小泉進次郎元環境相が、総裁選に向けた所見発表演説会で語った“爆弾発言”が話題になっている。

「小泉氏は珍しく、自分の家族について語ったんですよ。『両親が幼いころに離婚し、中学2年までそのことを知らず、母親だと思っていた女性は伯母だった』と振り返り、『兄と2人兄弟と思っていたら、弟がいる。大学生で初めて苗字の違う弟と会った』と話しました。弟さんと会った際は『親父とそっくりでびっくりした。一瞬でそれまでの距離と空白が埋まった』そうです。

 そして、関係者がいちばん驚いたのは、小泉氏が、今年に入り初めて実母に会ったことを明かしたことです。小泉氏の実母は、大手製薬会社の創業家出身で、青山学院大学4年生の時に小泉純一郎元首相と結婚。俳優の小泉孝太郎氏と進次郎氏を残し、三男の妊娠中に離婚しています。わずか5年ほどの結婚生活でした。現在は都内で経営コンサルタントとして活躍しています」(政治部記者)

 持論である選択的夫婦別姓の導入を念頭に、複雑な家庭環境でも家族の絆が切れることはないという考えを示す一例として、自身の生い立ちを明かした小泉氏だが、実母は遠い存在だったはずだ。

「2019年に滝川クリステルさんと結婚する際、両家で婚約後の会食が開かれました。その時、小泉氏は弟さんを呼んでいましたが、実母は招いていません。小泉氏にとって、それくらい蚊帳の外の存在ですからね」(神奈川県の自民党元議員)

 小泉家の内部では、昼ドラばりの“ドロドロ劇”があったようだ。

「進次郎さんと孝太郎さんの親権は、調停で決まったはずです。実母とは小泉家を出てから断絶状態でした。まだ幼かった三男が小泉事務所に『父親に会いたい』と泣きながら電話をかけてきた時でさえ、『血はつながっているが家族ではない』と事務所関係者が純一郎氏の指示で取り次がなかったそうです。県連関係者なら誰でも知っている有名なエピソードですよ。

 ただ、進次郎さんがママと呼んでいた女性が伯母であると本当に知らなかったと言い切ったのは意外でした。兄の孝太郎さんは薄々は知っていたと語っていますし、見方を変えれば周囲が夫人の存在を完全に消し去っていたということですからね。

 もしも総裁になった場合、“消された実母”の存在は確実にメディアの間で話題になるはず。先手を打って話しておいたということではないでしょうか」(同前)

 現在、メディア各社の予想で1位に輝く小泉氏。“総理の母”は何を思うのか……。