『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』ディズニープラスで配信中 ©︎2024 Marvel

写真拡大

(MCU)は、配信のドラマシリーズも通じてますます世界観を拡張中だ。2024年9月19日からは、新ドラマ「アガサ・オール・アロング」がスタート。ドラマ「ワンダヴィジョン」に登場した魔女のアガサ・ハークネスを描くスピンオフ作品だ。

ドラマシリーズではこれまで、主に映画では描かれないキャラクターたちが掘り下げられてきた。しかしアベンジャーズのメンバーとしては、ドラマ「ホークアイ」が製作されたくらいで、あとはブルース・バナー(マーク・ラファロ)やジェームズ・“ローディ”・ローズ(ドン・チードル)がゲスト出演したばかり。ドラマシリーズの中で、アベンジャーズがアベンジャーズとして描かれたことはまだない。

このことについて、マーベルのドラマシリーズの製作を務めるブラッド・ウィンダーバウムが米にてコメント。「僕が思うにアベンジャーズというのは、地球最強のヒーローたちがアッセンブルしなくてはならない、という日がやって来たということなのです」と、彼らは地球規模の緊急事態とならなければ登場しないのだと説明。「長編映画であれば、彼ら全員が刺激されるような出来事が描かれるのも理に叶っていると思います。長期に及ぶテレビドラマとなると、“毎日がその日だ”ということを描くのが難しいと思うんですよね」。

さらにウィンダーバウムでは、「コミックでも、アベンジャーズはアッセンブルして、ディスアッセンブル(=解散)して、またアッセンブルして、さらにディスアッセンブルしている」と続け、実写作品でもそうした展開は「可能だろう」としつつ、「物語としては、上昇と下降のようになって、長尺のストーリーとしてはかなり面白いかもしれないけど、テレビドラマとしてはかなり特殊になっちゃいそうですね」と語っている。

現時点で具体的な予定が発表されているMCU実写ドラマは、「アガサ・オール・アロング」の後は2025年3月の「デアデビル:ボーン・アゲイン」のみ。ほか、「ワンダヴィジョン」からさらに派生して、ヴィジョンを描く単独ドラマも準備中だ。

Source: