旬のレンコンが手に入ったら作りたいのが、甘辛味の「きんぴら」。フライパンでサッと作れ、食卓のあと1品やお弁当のおかずとして重宝します。


そこで今回は、レンコンで作る「きんぴら」レシピ3選をご紹介します。どれも簡単でおいしく、E・レシピ内で評価が高いものばかりです。ぜひ参考にしてください。

■レンコンのきんぴらで栄養バランスが整う!
「レンコンのきんぴら」はシャキシャキとした食感が楽しく、甘辛味でご飯のおかずやお酒のおつまみに大活躍する一品です。冷蔵庫で3日ほど日持ちするので、作り置きやお弁当にも。

レンコンは腸内環境を整える食物繊維のほか、ビタミンC、カリウム、カルシウムなどの栄養素がたっぷり。「レンコンのきんぴら」が食卓に1品あることで、献立の栄養バランスが整います。ヘルシーで噛み応えがあり、ダイエット中の食事にもおすすめです。

「レンコンのきんぴら」は、切り方ひとつで仕上がりや食べ応えが変わるのもポイント。輪切りのように繊維を断てば、レンコンの穴を活かして見栄え良く仕上がり、繊維に沿って縦に切れば、歯ごたえがUPして食べ応えのある仕上がりになります。

【E・レシピでおいしい! 260超】豚肉とレンコンの炒めもの
豚肉とレンコンの炒めもの


【材料】(2人分)

レンコン 200g
豚肉(こま切れ) 150g
<下味>
  酒 小さじ 2
  砂糖 小さじ 1
  しょうゆ 小さじ 1
サラダ油 大さじ 1
<調味料>
  酒 大さじ 1
  みりん 大さじ 1
  砂糖 大さじ 1
  しょうゆ 大さじ 1.5
  赤唐辛子(刻み) 少々
ゴマ油 少々
すり白ゴマ 大さじ 1
ネギ(刻み) 大さじ 1

【下準備】

1、レンコンは皮をむき、薄い輪切りか半月切りにして水に放ち、水気をきる。



2、ボウルで<下味>の材料を混ぜ合わせ、豚肉をからめる。<調味料>の材料を混ぜ合わせる。



【作り方】

1、フライパンにサラダ油を強めの中火で熱し、豚肉とレンコンを炒め合わせる。



2、<調味料>を加えて炒め合わせて器に盛り、ゴマ油をかけ、すり白ゴマとネギを散らす。





レンコンのきんぴらに豚肉をプラスすれば、ボリューム満点のメインおかずに変身。レンコンのシャキッと食感と豚肉のコクが甘辛いタレとよく合い、ついついご飯が進んでしまいます。家族みんな大絶賛間違いなし! 牛肉や鶏肉でもアレンジ自在です。

 
 

【E・レシピでおいしい! 140超】基本のきんぴらごぼう
基本のきんぴらごぼう フライパンで簡単 味の黄金比 by杉本 亜希子さん


【材料】(2人分)

レンコン 3cm
ゴボウ 1/2本
  酢 少々
ニンジン 1/4本
サラダ油 大さじ 1/2
赤唐辛子(刻み) 1/2本分
<調味料>
  酒 小さじ 1/2
  みりん 大さじ 1/2
  砂糖 小さじ 1.5~2
  しょうゆ 小さじ 1.5~2
白ゴマ 小さじ 1.5

【下準備】

1、レンコンは皮をむいて縦半分に切り、薄い半月切りにする。酢を入れた水に放ち、ザルに上げる。



2、ゴボウはタワシできれいに水洗いし、長さ4cmに切る。さらに幅5mmの棒状に切り、酢水に放ってザルに上げる。

3、ニンジンは皮をむき、ゴボウに合わせて切る。

【作り方】

1、フライパンにサラダ油を中火で熱し、赤唐辛子、レンコン、ゴボウ、ニンジンを炒める。



2、全体に油がまわり、レンコンが透き通ってきたら<調味料>の材料を加える。



3、汁気がほとんどなくなるまで炒め、白ゴマを振り入れる。サッと混ぜ合わせ、器に盛る。





「レンコン」と「ゴボウ」と「ニンジン」の3種の根菜を使った、和食の定番おかずです。食物繊維がたっぷり摂れ、シャキッとした食感と根菜のおいしさを存分に堪能できます。赤唐辛子のピリ辛や白ゴマの風味もいいアクセントになり、ご飯のおかずやお酒のおつまみにも最適です。

 
 

【E・レシピでおいしい! 100超】こんにゃくのきんぴら
簡単おいしい こんにゃくのきんぴら by山下 和美さん


【材料】(2人分)

レンコン 100g(5cm)
板コンニャク 1/2枚
<調味料>
  みりん 大さじ 1.5
  砂糖 小さじ 1
  薄口しょうゆ 大さじ 1.5
白ゴマ 適量
ゴマ油 適量

【下準備】

1、レンコンは皮をむいて幅5cmに切り、さらに縦に切って棒状にする。分量外の酢水に放って水気をきる。板コンニャクはひとくち大にちぎって水からゆで、煮たったらザルに上げる。



2、<調味料>の材料を混ぜ合わせる。



【作り方】

1、フライパンにゴマ油を中火で熱し、レンコンと板コンニャクを加え、レンコンに焼き色がつくまでしっかり炒める。



2、<調味料>を加え、汁気がなくなるまで炒め合わせる。器に盛って、白ゴマを振る。





シャキシャキ食感の「レンコン」と、プリッとした「コンニャク」で作ったきんぴらはヘルシーで食感が楽しく、お肉なしでも満足感バッチリです。ゴマ油で炒めることで、風味良く仕上がります。あっさり甘辛味で、お弁当のおかずや箸休めにもぴったりです。

■レンコンのきんぴらの黄金比
レンコンのきんぴらを作るときに迷うのが「味つけ」。黄金比を覚えておけば、レシピを確認せずに気軽に作ることができますよ。今回は基本のしっかり味、甘めのやさしい味と2つのパターンをご紹介します。

【基本】しっかり味の黄金比


味つけの黄金比率は「しょうゆ3:みりん2:砂糖1」。
ご飯によく合うしっかりとした味わいに仕上がります。数字も3・2・1と覚えやすいですね。ピリ辛が好きな方は赤唐辛子の量で調整しましょう。

【甘め】やさしい味の黄金比


味つけの黄金比率は「しょうゆ1:みりん1:砂糖1」。
濃すぎず、薄すぎず、毎日食べても飽きないやさしい味わいに仕上がります。より甘めが好きな方は砂糖をハチミツに代えてもいいでしょう。
(川原あやか)