「Apple Watch Ultra 2」ブラックチタニウム仕上げ

アップルは、「Apple Watch Ultra 2」に新たなブラックチタニウムの仕上げを追加した。9月20発売で、価格は128,800円から。

ケースサイズは49mm。スポーツウォッチの中で最も精度が高いというGPSや、Apple製品の中で最も明るいというディスプレイ、通常使用時で最大36時間、低電力モードで最大72時間のバッテリー駆動時間を備えた、アスリートや冒険家にマッチする時計。

ブラックチタニウムの仕上げは独自のブラスト加工により実現。グレード5チタニウムにダイヤモンドライクカーボンを物理蒸着してコーティングすることで、傷に強く、耐久性が高くなっている。背面クリスタルは仕上げに合わせた暗い色のジルコニアで作られている。

新しいブラックの仕上げを引き立てるために、人気のあるトレイルループ、アルパインループ、オーシャンバンドのすべてで、ナチュラルチタニウムに加えて、ブラックハードウェアのオプションを用意。

新しいチタニウムミラネーゼループは、Apple Watch Ultraのための初のメタルバンドで、ダイバーがこれまで愛用してきたメッシュからインスピレーションを得ており、どのような場面でもスタイリッシュに使えるとのこと。バンドは、ケースと同じ航空宇宙産業レベルのチタニウムで編み込まれており、軽量で耐食性もある。30,800円で単品販売も行なう。

エルメスによる新しいApple Watch Hermès Ultra 2もラインナップしており、海からインスピレーションを得たというストラップと、Hermès限定の文字盤を採用している。

Apple Watch Ultra 2のブラックとナチュラルの仕上げはどちらも95%再生チタニウムを使用しており、チタニウムミラネーゼループ、トレイルループ、アルパインループのいずれかと組み合わせるとカーボンニュートラルになるとのこと。

側面に、ワークアウトの開始や、セグメントのマークも、次のインターバルのスタートといった様々な操作を割り当てられるアクションボタンを備えている。

側面にアクションボタンを備える

3,000ニトのディスプレイを搭載。高精度2周波GPSを備え、より正確に距離、経路地図、指標が表示できるという。

進化したwatchOS 11により、バイタルアプリも進化。夜間の主要な健康指標をすばやく確認したり、自分の健康状況をより詳しく把握したりするための方法をユーザーに提供。新しいトレーニングの負荷の機能は、ワークアウトの強度や時間が長期的にユーザーの体にどのような影響を与えているかを測定してくれる。

睡眠時無呼吸をチェックする機能も9月中に提供予定。呼吸の乱れのデータを記録、分析することで、睡眠時無呼吸の兆候を特定してくれる。

手首のわずかな動きを加速度センサーでモニタリングし、「呼吸の乱れ」という新しいApple Watchの指標で記録。呼吸の乱れは正常なものである場合もあるが、睡眠時に休息できているかどうかを知る上で役立つ情報のため、記録しておくことが大切だという。

この乱れが数晩にわたって頻繁に起こっている場合は、睡眠時無呼吸と関連している可能性がある。新しい睡眠時無呼吸のアルゴリズムが呼吸の乱れのデータを分析し、データが睡眠時無呼吸の兆候を示している場合に、Apple Watchがユーザーに通知。この通知には、睡眠時無呼吸が発生した可能性のある時点、治療を受けることの重要性を説明した学習資料、医療機関で受診する際に役立つ3か月間分の呼吸の乱れのデータが記載されたPDFが含まれている。