「STAX SPIRIT S10」

EDIFIER Japanは、独自開発の平面磁界型ドライバーを搭載した完全ワイヤレスイヤフォン「STAX SPIRIT S10」を、9月10日にオンラインで発売する。直販価格は39,880円。

発売を記念し、Amazonと楽天の公式ストアではセールも実施。9月10日0時から15日23時59分までの間、通常価格から15％ OFFの33,898円で販売する。

2021年発売のヘッドフォン「STAX SPIRIT S3」で初搭載した独自開発の平面磁界型ドライバー「EqualMass」を完全ワイヤレスイヤフォン向けに再設計して搭載した。口径は12×12mm。

ポリマーフィルムに精密な銀メッキとレーザー加工を施した基板は2μm、全体でも10μmと極めて薄く、「その優れたトランジェントレスポンスにより完全ワイヤレスイヤフォンの概念を超えるサウンドを実現する」という。

振動板の動きを高度にバランスさせる「対称サスペンション設計」や、振動板の質量を均等に分散させて振動板の分割振動を大幅に低減し、音の歪みを抑える新技術も搭載した。

SnapDragon Soundに準拠し、最大96kHz/24bit再生が可能なaptX Adaptiveをサポートする。Bluetooth 5.4準拠で、そのほかコーデックはaptX Lossless、aptX HD、aptX、LDAC、LHDC、AAC、SBCをサポート。日本オーディオ協会が定める「ハイレゾオーディオワイヤレス」規格の認証も得ている。

第3世代のQualcomm Hybrid Adaptive ANCを採用。左右イヤフォンに各3基搭載した高性能小型マイクを活用するハイブリッド型アクティブノイズキャンセリングに対応した。Qualcomm aptX VoiceとAI技術を使った通話ノイズキャンセリングも利用できる。

最大再生時間は充電ケース併用でANC OFF時28時間、ANC ON時18時間。15分の充電で約2時間使える急速充電にも対応する。

2台の機器に同時接続できるマルチポイント接続や、Google Fast Pairに対応。Android端末の場合、画面上の通知をタップするだけでペアリングが完了する。iOS/Android向けアプリ「Edifier ConneX」を使えば、コーデックの設定や再生モードの選択、イコライザー調整などができる。

製品には7サイズのイヤーピースが付属し、最適なサイズを選ぶことで、より高いノイズキャンセリング効果を実感できるという。IP54の防水防塵仕様で、重さはイヤフォン片側約7g、充電ケースが約42g。