DJI、手のひらサイズでVlog撮影に適した135gドローン「DJI NEO」
DJI NEO
DJI JAPANは、135gの軽量ボディで低空飛行でのVlog撮影に適したドローン「DJI NEO」を直販サイトにて発売した。価格はDJI Neo単体が33,000円、DJI Neo Fly Moreコンボが57,200円。なお、重量は100gを超えるため、屋外で飛行する場合は国交省に機体を登録・IDの発行を受けることが必要がある。
1/2インチCMOSセンサーのカメラを搭載し、レンズの絞り値はF2.8、画角は117.6度で、焦点距離はフルサイズ換算で13mm。1,200万画素の制止画と、最大4K/30fpsでの動画撮影が行なえる。軽量でプロペラガードも備えた安全設計で、目に見える範囲で飛ばして自撮り撮影などのVlog用途に向いた性能としている。
電子式ブレ補正はRockSteadyとHorizonBalancingに対応している。
新リモコン「RC-N3」に加え、「RC2」や「RC Motion 3」などの送信機、スマホアプリからの操作が可能。さらに、本体のみでの飛行も可能。被写体を捉えて自動飛行するフォロー機能と組み合わせて、手軽に撮影が行なえる。本体の下に手のひらを入れることで、数秒のカウントダウンの後に自動で手のひらの上に着陸する。
このボタンで本体だけでもモード変更などが行なえる
なお、本体のみでの飛行の場合、強制的な飛行停止が行なえないため、特定飛行の許可や承認は受けられないとのこと。
フォロー機能の他にも、真上に上がるロケットや、上昇しながら遠ざかり、下降しながら戻ってくるブーメラン、被写体の周りを回りながら上昇するヘリクスなど6つの機能を備えている。
Vlog用途のほかにも、DJI Goggles 3などのゴーグルが利用できるため、室内での目視外飛行の練習に使用できるという。目視外飛行は特定飛行に該当するため、一般的なドローンでは、練習のためにも毎回申請が必要になるため、練習の機会が得にくい。一方でDJI NEOの場合は、小型軽量なため、物にぶつかったとしても大きな被害がなく、室内で目視外飛行の練習を行なうことができるとしている。
内蔵ストレージは22GB。外部ストレージは利用できない。Wi-FiとBluetooth 5.1に対応する。
最大飛行時間は18分、プロペラガード装着時は17分。最大航続距離は7km。最大風圧抵抗は風速8m/s(スケール4)。外形寸法は157×130×48.5mm(幅×奥行き×高さ)。
新リモコンRC-N3の外形寸法は150×104.2×45.2(幅×奥行き×高さ)、重量は約320g。接続モバイル端末の充電を行なわない場合は最大3.5時間、充電を行なう場合は1.5時間で、充電時間は2時間。