10月スタート、菜々緒主演『無能の鷹』豪華共演キャスト5名が解禁!
女性コミック誌「Kiss」(講談社)で現在連載中のはんざき朝未による大人気コミックス『無能の鷹』。
菜々緒を主演に迎え、2024年10月から金曜ナイトドラマにて実写ドラマ化される本作。
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菜々緒演じる主人公・鷹野ツメ子(たかの・つめこ)は、スマートな身のこなしに落ち着いた声。自信に満ちあふれているのに謙虚な立ち振る舞い。どこからどう見ても中堅エース級の風格を備えていて、超有能そうな見た目なのに、実は衝撃的に無能で…。
「無能ですが、何か?」と潔く生きるヒロインの姿を描く、従来のお仕事ドラマとは一線を画す新時代のお仕事ドラマだ。
◆菜々緒の珍“相棒”は、塩野瑛久
鷹野と同期であり、ひよわすぎる新入社員・鶸田道人(ひわだ・みちと)を演じるのは、塩野瑛久。
鶸田は、努力家で有能なサラリーマンながら、第一印象が最弱…。その気弱そうな雰囲気と態度、そしていざとなるとおなかが緩くなる気弱な体質が災いして、取引先に”無能”となめられてしまい、どうにも実績がついてこない残念すぎるヘタレサラリーマン。
しまいには、社内ニートとなっている鷹野の世話もする羽目になり、不運すぎる社会人生活をスタートさせる。
しかし、やがて“有能に見える女”と“無能に見える男”の最強タッグがなぜか大口の契約を成立させる、など次々と奇跡が巻き起こり…。
塩野は「今回のお話をいただいた時に『早く現場に入りたい』という気持ちでいっぱいでした」と出演に心弾ませ、実際に撮影がスタートすると、「今回のキャストスタッフは《良い人審査》で選ばれた人ばかりなの?と現場間で話題なんです(笑)」「毎日楽しく撮影させていただいています。菜々緒さんも率先して現場を明るくしてくださっていますので、これからどんどん良いチームになっていくのだろうなと楽しみです」と絶好のコンディションの中で演技ができていることを明かす。
また鶸田はある意味でストーリーテラー的な役割も担うため、「現代を生きている方たちすべてが、≪鷹野のマインド≫になれば幸せかなとは思いますが、きっと、鶸田みたいに“分かっているけど簡単にはできないよ”と考える方もたくさんいると思う」「常識的な部分を持ちながら、心穏やかに、フラットに無理せずをモットーに演じていきたいです」と意気込みを語る。
菜々緒も「キリっと切れ長の目をされたクールな方というイメージでしたが、実際は人懐っこい子犬のように、いつもニコニコ接してくださる方。塩野さんがバディになってくださってすごく嬉しい」と塩野との共演に期待を寄せている。
◆≪社会の歯車代表≫を名優・井浦新が熱演
「コピーもできない」「パソコンも起動できない」「難しいことを考えると頭が痛くなっちゃう」…そんな絶望的に無能な鷹野の指導係に任命された心優しきベテラン社員・鳩山樹(はとやま・いつき)を演じるのは、井浦新。
鳩山は、真面目で勤勉、地味だが死ぬほど優しい。いい人すぎて面倒な得意先にも絡まれたり、社内でも貧乏くじを引くことばかりだが、文句を言うこともなく黙々と働いている。
どう考えても救いようのない鷹野という後輩に対しても、良いところを見つけて褒めて伸ばそうとしたり、諦めるなと激励したり、心優しいがゆえに苦悩の日々を送ることに。どう考えても“一番良いやつ”だが、会社で評価されない…。そんな≪社会の歯車≫を代表するかのようなキャラクターだ。
井浦は菜々緒が演じるヒロインに、「自分のペースを崩さず、しかし諦めないで戦っていく鷹野の姿は、クスっと笑えながらも、観る人に勇気を与えていくと思います」と大きな期待。
「がんばっている方、がんばることが苦手な方、どの視点から観ても楽しめるドラマになると思いますし、今の世の中に一石を投じる作品になると思います。一生懸命生きている皆さんがひと息つけて、『鷹野みたいにマイウェイでいいんだ!』と感じてもらえたら」と語っている。
◆工藤阿須加、さとうほなみ、高橋克実らも出演
一方、鶸田の指導係で、恐ろしく要領がよく、危機回避能力の高い“根回しの鬼”雉谷耕太(きじたに・こうた)を演じるのが工藤阿須加。
もともと原作ファンだったと明かす工藤は、「あれ? もしかして、仕事ってもう少し力を抜いてもいいんじゃない?と気付かせてくれるところが、大好きな作品」と絶賛。
「今、悩んでいる方がいらっしゃったら、ぜひ鷹野を見てください(笑)。『これくらいでもいいんだ!』と前向きに明日を迎えられるような、そんなドラマになっていると思っています。ぜひ、肩の力を抜いてみてください!」とアピールする。
また、野望と愛欲にまみれた“会社員ver黒革の手帖”を操る社内CIA・鵜飼朱音(うかい・あかね)に扮するのは、さとうほなみ。
ゴルフばっかりして肥えた上層部や、ハラスメントの温床のおじさんたちは全員消えればいいのに、という鮮やかな思考から、シンプルに出世しようと決意。その“武器”として社内のありとあらゆる情報を収集するのが趣味となっている。
さとうは、「原作そして台本を読ませていただいた時に『あぁ、このチームは全力でふざける気だな』とわくわくしました」と笑い、菜々緒は「鵜飼がメインの回では『こんなことドラマでやっていいの?』」といったシーンもあります」と明かしているが、本編ではいったい何が――?
そして、ありがとうとごめんねが言えない老害部長・朱雀又一郎(すざく・またいちろう)を演じるのは、高橋克実。
高橋演じる朱雀は、「優秀なやつは一目見りゃわかる」といって中身は無能な鷹野をうっかり採用してしまった“戦犯”。
多様性のかけらもなく、オンライン会議の画面共有もできず、まだ紙資料を求めているのは彼だけ…という朱雀役。高橋は「『当て書きですか?』」というほど僕にそっくりで、久しぶりに台本で声を出して笑いました」と爆笑する。
「歳をとっても、変わっていく必要ってありますよね。ひとくくりにコメディではなく、とても深い作品。ぜひ家族で視聴していただき、幅広い世代に楽しんでほしいです。」と太鼓判を押し、「聞くところによると、居酒屋のシーンが楽しいらしいんです。でも、朱雀はその場にはいない…。ぜひ、僕も混ぜてほしい(笑)」と制作陣にチャーミングなリクエストを出している。
菜々緒も「本当に皆さん、原作から飛び出てきたみたいなんですよね!原作を大切に、全員でドラマならではのストーリーやキャラクターを作って行く作業にワクワクしています。視聴者の皆さんに、どのように受け入れていただけるか、反応を楽しみにしています」とオンエアーを待ちきれない様子だ。