『マイティ・ソー バトルロイヤル』ディズニープラスで独占配信中 © 2022 Marvel

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(MCU)映画『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)でヴィランのヘラ役を演じたケイト・ブランシェットが、撮影中にソー役のクリス・ヘムズワースからハンマーの投げ方について手ほどきを受けたと思い出を語っている。

米のインタビューに登場したブランシェットは、『マイティ・ソー バトルロイヤル』がシリーズ前2作から大きく路線の変更があったことに言及。第3作の撮影現場の雰囲気について、「すごく遊び心のあって、ワクワクするようなエネルギーがあると感じました。新鮮な風が吹き抜けていたし、最高でした」と回想した。

『マイティ・ソー バトルロイヤル』で独占配信中 © 2022 Marvel

『バトルロイヤル』では様々な武器を投げたり、投げる仕草を演じなければならず、ヘムズワースからハンマーの投げ方を教えてもらったとのこと。ブランシェットはハンマーを投げる真似をしながら、「いかにハンマーが実際に自分の物であるかのように見せるか、自分の腕にエネルギーを込めなくちゃいけないと、クリスからハンマーの投げ方のレッスンを受けました」と明かした。

ブランシェットの言う“ハンマー”とは、ソーの武器であるムジョルニアのことだ。もともとムジョルニアはヘラが所有していた武器で、古代に起きた侵略戦争でヘラがムジョルニアを手に闘い抜いたというストーリーを考えると、ヘラの後にムジョルニアを受け継いだソー役のヘムズワースが彼女に投げ方を教えるとは、立場が逆で面白いエピソードだ。

その他にもブランシェットは、マーベル映画は完全な脚本がないまま撮影が始まることが多く、映画の進行に合わせて巨大なジグソーパズルのピースを組み合わせていくようだった表現。さらに、ベラがMCU映画で初となる女性ヴィランだと知らなかったため、かなり興奮したとも振り返った。

なお現時点では、シリーズ第5作が実現するのか、ヘムズワースをはじめとするキャストのMCU復帰などについては確かではない。

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