【ファンキー通信】副総裁と幹事長、副部長と部長代理、どっちが偉い?

写真拡大

 自民党のトップといえば安倍氏ですが、次に位置する人物って誰なのでしょうか。肩書きからすれば「副総裁」になりそうだけど、テレビや新聞でよく耳にする幹事長と比べるとどちらがエライの? 総理→副総裁→幹事長という順番? この曖昧なところをハッキリさせるべく、政治評論家に話を伺ってみた。

「副総裁と幹事長でいえば、間違いなく幹事長の方が偉いですね。党のお金やポストの実権を握り、次期総理に最も近いのが幹事長ですから。副総裁は言ってみれば、いてもいなくてもいい存在です。実際今は誰もいませんし。どうしても祭り上げなければならない人物が出てきた時に、その人を副総裁として置くようなところです」(政治評論家/浅川 博忠)

確かに以前は山崎拓氏が副総裁を務めていたけれど、それからは誰も務めていない。90年代以降に副総裁を務めた人を見ても金丸氏、小渕氏、山崎氏の3人しかいない。組織図で見るとナンバー2であってもナンバー3やナンバー4の方が権限がある場合もあるようだ。

 それでは僕たちにもっと身近なところ、会社の中ではどうだろうか。微妙な肩書きの、副部長と部長代理で調べてみた。その結果、「部長→副部長→部長代理」というような序列であることが分かった。つまり副部長の方が上ということになる。また課長代理と課長補佐の場合はどうだろう。「課長→課長代理→課長補佐」という並びになる。ただ会社によっては、その序列も変わってくることがあるので一概には言えない。

 「建設会社なんかは、副社長を何人も置くところが多いんです。というのも、いくつも竣工式が重なる場合があり、社長がどうしても出られないことがあるので。そういう時に副社長に出てもらうわけです」(同)

 「社長代理」ではなく、そこはしっかりとした「副社長」という肩書きを持たせるようだ。しかし副社長が何人もいれば、次期社長の戦いがかなり激しそうだ。

 副総裁と幹事長にしても、副部長と部長代理にしても、一応の順番はあるけれど、それも時と場合で変わってくる。大人の世界は難しい・・・。(清水憲一/verb)