お盆の“高速道路”は渋滞「45キロ」超えも!? 最新「渋滞ピーク予測」はどの日が危ない? 注意すべき「場所」と「時間」とは

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今年のお盆「大きな渋滞」いつ発生する?

 毎年、お盆の時期には各地の高速道路で大渋滞が発生します。
 
 とくに多くの人が移動するルートでは「10キロ以上」の激しい渋滞が起こるため、高速道路の利用を考えるのであれば、渋滞のピークを外したいところ。
 
 高速道路を管理するNEXCOの発表した「今年のお盆の渋滞予測」は、一体どのようになっているのでしょうか。

今年のお盆「大きな渋滞」いつ発生する?(※画像はイメージ)

 まず下り線では、渋滞のピークは8月10日(土)で、30キロ以上の渋滞が5回、10キロ以上の渋滞は41回発生するとNEXCOは予測しています。

【画像】「えっ…!」 これが高速道路で出現する「謎の赤い△」の正体です(13枚)

 翌11日(日)も、30キロ以上が3回、10キロ以上が39回と、各地で多くの大渋滞が起こる可能性があります。

 渋滞に巻き込まれない形で下り線を利用したいのであれば、10日と11日は避けて移動するべきでしょう。

 そして上り線の渋滞ピークは8月12日(月)で、30キロ以上の渋滞が3回、10キロ以上の渋滞が40回と予測。

 また、翌13日(火)は30キロ以上が3回、10キロ以上が28回、14日(水)も30キロ以上2回、10キロ以上が28回と予測され、3日間にわたって注意が必要です。

 そのほか、東日本管内と中日本管内の下り線では、午前中を中心に大きな渋滞が起こると予測。上り線は夕方の時間に注意が必要です。

 一方で西日本管内では、下りが夕方、上りは午前中と、渋滞の発生時間が逆になっています。

とくに激しい渋滞が予測される「要注意箇所」とは

 では今年のお盆期間において、とくに大きな渋滞が予測されている場所はどこなのでしょうか。

とくに激しい渋滞が予測される「要注意箇所」とは(※画像はイメージ)

 NEXCO東日本管内の下り線では、東北道の「矢板北PA」付近で、8月10日(土)8時をピークとする45キロの渋滞が起こると予測。

 また上り線では、関越道の「高坂SA」付近を先頭とする40キロの渋滞が、8月12日16時に起こると予測しています。

 そしてNEXCO中日本管内では、8月10日7時をピークとする45キロの渋滞が、東名高速下り線の「秦野中井IC」付近で発生すると予測。

 中央道の上り線でも、8月12日17時、8月13日15時に、30キロの渋滞が「小仏トンネル」付近で起こるとしています。

 また、NEXCO西日本管内では、名神高速の下り線「旧山科バスストップ」付近で、30キロの渋滞が8月9日17時に起こると予測。

 同じく名神高速の上り線では、8月8日9時と、8月10日9時に「大津IC」付近で25キロの渋滞が予測されています。

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 このように、NEXCOはお盆の渋滞予測を詳しく発表しています。

 お盆にクルマでの旅行や帰省を予定している人は、渋滞予測を参考に予定を組み、大きな渋滞が予測されているルートを走行する場合は、日程を調整したりピーク時間をずらすのも良いでしょう。

 また、もし渋滞発生地点やピーク時間を避けられないのであれば、前もってガソリンを満タンにしたり休憩できる場所を把握しておくなど、十分な準備をして出掛けるようにしてください。