「アメージング」大谷翔平の33号3ランに敵地騒然!20打席ぶりの安打「状態は自分の中でも良くない」“復調”のきっかけとなるか

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大谷が9回に33号本塁打を放った。この一発で復調なるか(C)Getty Images

 ドジャースの大谷翔平が現地時間8月2日(日本時間3日)、敵地オークランド・コロシアムでのアスレチックス戦に「1番・DH」で先発出場。9回の第5打席で33号3ランを放った。しかし、チームは5-6で敗れ、これで3連敗となった。

【動画】敵地も騒然とする特大弾!大谷翔平が33号3ランを放つシーン

 2-6で迎えた9回二死一・二塁の場面で打席が回ってきた。カウント1-1から豪快に振り抜くと打球は右翼席へ一直線。移籍後最長を更新する19打席連続無安打で迎えた20打席ぶりの安打は、打球速度116.3マイル(約187.1キロ)、角度25度で打ち上がり、飛距離405フィート(約123.4メートル)まで飛んだ。大谷は打った瞬間にめずらしく吠え、感情をあらわにした。

 ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』はXで「ショウヘイ・オオタニの3ランはアメージングだったので、取り上げよう」と、特大の一発に敵地も騒然とする本塁打シーンの映像を添えていた。

 大谷は試合後、現地メディア『SportsNetLA』のインタビューに答え「ここ数試合は正直、状態は自分の中でも良くないかなと思うんですけど。願わくばその前の打席で打てれば、チームとしても勝てるチャンスはあったのかなと思います」と、7回二死満塁で一ゴロという結果に終わった打席を悔やんだ。

 本塁打の打席は「何でもいいのでつなぐ、後ろに何とか回しながらと思っていたので。いい結果でしたけど、その前の4打席はもう少し何とかできたのかなと思います」と、1日を通した打席としては満足はいっていない様子だった。

 また「打ったと思っても良い角度で上がらない。結果的に今日みたいなフライアウトだったりとか、ラインドライブで正面を突くようなアウトみたいなものが増えている」と、現在の打撃の状態について語った。

 これで打率は.308で、33本塁打、79打点の成績となっている。万全ではない状態の中で放った特大の一発が、自身にとってもチームにとっても光明となったことは間違いない。この日の最終打席をいいきっかにしたいところだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]