マルタの危険プレーに驚きの声【写真:ロイター】

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ブラジル対スペインで衝撃の退場劇

 パリ五輪女子サッカーのグループリーグ最終節が現地時間7月31日に行われ、グループCのなでしこジャパン(日本女子代表)はナイジェリアを3-1で下し、2位通過で8強入りが決定した。

 一方、C組の他会場では危険プレーによる衝撃の退場劇が発生。その場面に日本のファンからは驚きの声が相次いだ。

 準々決勝進出を懸けたグループ最終節で衝撃の場面が起きたのは、ブラジル対スペインの一戦。スペインが2-0で勝利したこの試合の前半アディショナルタイム(AT)だった。ルーズボールに反応したブラジル10番MFマルタが見舞ったハイキックが相手選手の頭部付近に直撃。危険プレーに会場は一時騒然となった。

 この危険プレーによりマルタは一発退場を命じられ、涙を流す姿も。今大会が集大成となる38歳レジェンドの思わぬアクシデントによりブラジルはその後、数的不利のまま反撃に出たが、後半ATに入りスペインに追加点を許し、2失点で完封負け。日本戦の逆転負けに続いて、グループ2連敗となった。

 ハイキックを見舞ったマルタの退場シーンは、特大なインパクトを与えたことで反響が拡大。海外メディア上で続々と取り上げられた一方、なでしこのナイジェリア戦の裏で起きた事実に日本のファンからも「予想以上に危険なプレー」「超危ない」「なんでこんなことした」「これは酷い」など驚きの声が広がっていた。(FOOTBALL ZONE編集部)