CNBLUEとUVERworldは、今回の対バンが1回限りで終わるのではなく、継続的に、より一層拡張された形で続くことを望んでいると口を揃えた。TAKUYA∞は「今回の公演で一緒に歌うことはなかったんですけど、ジョン・ヨンファさんの作曲とパフォーマーとしての才能を愛しています。彼が作った曲を歌ってみたいです。歌詞を書くのが好きなので、そういったコラボレーションもしてみたいです。日本のファンにもこのような素敵なアーティストがいることを知ってもらいたいです」と答えた。

ジョン・ヨンファも「機会があれば、今後も続けようと話しています。対バンは圧縮したフェスティバルのようなものです。一緒にやりながら、お互いのリハーサルを含めて、多くのものを見ることができる点が、また違う意味を持っていると思います。双方のファンも新しい刺激を受け、影響を受けることができると思います」と期待を表した。

UVERworldの人気の要因を尋ねる質問にTAKUYA∞は「友人のミュージシャンたちが、曲を書くのは簡単だけど、歌詞を書くのが難しいと言うのですが、僕は反対なんです。曲を書くのも難しいですが、歌詞を書くのが大好きなんです。歌詞を書くのが好きな気持ちが伝わっているのではないかと思います。普段から日本の公演でも歌詞をスクリーンに映しますが、今回は歌詞を韓国語に翻訳してスクリーンに映します」と話した。

真太郎は「TAKUYA∞が書く歌詞には偽りがありません。すべて真実です。普段から話していることがすべて歌詞になっているんです。歌詞の内容が聞きやすく率直であるため、多くの方たちの心に響くのではないかと思います」と答えた。

UVERworldは、大きな公演会場を埋めることができるにもかかわらず、着実に小さな公演会場でも公演を続けている。これに対してTAKUYA∞は「公演が大好きで、インディーズ時代にチケットを自ら売りながら公演をやった時の楽しさを覚えています。大きな公演会場も好きですが、小さなライブハウスでの公演はずっと好きでいると思います」と話した。

ジョン・ヨンファは自身の夢の会場として、東京ドームを挙げた。彼は「前から東京ドームで公演をやりたくて、CNBLUEが公演をやるまで、(他の)東京ドーム公演は見ないと言っていました。昨年東京ドームである公演を見たのですが、心が震えました。僕が立っていることを想像して、『いつか本物にやりたい』と思いました。いつかはできるのではないだろうかという自信も生まれています」と語った。

CNBLUEとUVERworldは、それぞれ日本と韓国のバンドに対する視点を語った。ジョン・ヨンファは「日本には様々なバンド音楽があります。以前から日本で公演すると『こんなバンドもあるんだ』と思い、個性があっていいと感じていました。バンドと言えば、韓国ではまだ壁があるような気がします。デビューした時からそのようなものを壊すために努力しましたし、今はそれがなくなってきたようで嬉しいです。良いバンドがたくさん出てきていることを知ってもらうことは意味深いですし、合同公演をしながら僕たちのファンにUVERworldを紹介できることも良い機会だと思っています」と答えた。

TAKUYA∞は「日本で、バンドとアイドルの音楽的ジャンルに対する壁は高くないと思います。一つになって音楽の流れを作っています。韓国から日本に来るアーティストの公演を見ています。Stray Kids、SEVENTEEN、aespa、BLACKPINK、NewJeansなど、みんなクオリティが高いですし、素晴らしいチームだと思います。韓国のアーティストたちは全体的にレベルが高いと考えていますし、韓国のバンドもすごくレベルが高いと思います」と説明した。