「東京都のマッチングアプリ」…未婚の子を持つ親はどう思ってる？ 意見まっぷたつ「民間が運営するのはイヤだけど都のなら」「少子化対策になると思えない」
結婚を希望する人同士の出会いを支援しようと、東京都は独自の「マッチングアプリ」の開発を進めています。昨年12月より都の交流イベントに参加した人には先行利用が始まっているといいますが、未婚の子どもを持つ親はこのことについてどのように考えているのでしょうか。株式会社ネクストレベル（横浜市西区）が運営するメディア『マッチングアプリ大学』が実施した「東京都のマッチングアプリ」に関する調査によると、我が子が婚活に利用するにあたり、2割弱の親が「民間企業が運営するマッチングアプリは嫌だが、都のアプリならOK」と回答したそうです。
調査は、未婚の子どもがいる全国の男女222人を対象として、2024年6月にインターネットで実施されました。
まず、「東京都が運営するマッチングアプリへの印象」について尋ねたところ、「アプリ運営が少子化への対策になるとは思えない」と「東京都が運営するアプリなら安心」（いずれも23.4％）で意見が分かれる結果となりました。
回答者からは、「結婚＝子どもということにはならない」（17歳・19歳・21歳の母）、「公設なら問題が起きた時の対応はしっかりすると思う」（1歳の父）などの意見が寄せられました。
では、もしも実際に我が子が婚活に利用するなら「都のアプリ」「民間のアプリ」のどちらがよいと考えているのでしょうか。
調査の結果、「どちらもOK」が42.8％、「都のアプリならOK」が18.5％と、都が運営となるとOKを出しやすい親が6割を占めました。
その一方で、「どちらもNG」（20.7%）という意見も一定数みられ、こちらはマッチングアプリを使った婚活に対するマイナスの印象が反映されていることがうかがえました。
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【調査概要】
調査方法：インターネットアンケート
調査対象：未婚の子どもがいる男女
アンケート母数：男性63人・女性159人（合計222人）
実施日：2024年6月18日〜2024年6月23日
調査実施主体：マッチングアプリ大学
調査会社：株式会社ネクストレベル
