「君と父で母を守りましょう」生まれてきた息子へ、夫が書いたメッセージに感動の声続々「愛と覚悟を感じた」「素敵すぎる」
「退院の日に、旦那が書いてくれた母子手帳の1ページ。めちゃくちゃ泣いた。」
Tsukiさん（@s____tsuki）がthreadsに投稿した、旦那さんから生まれた赤ちゃんへ向けたメッセージが1.3万いいねを集めて話題となりました。
一般的に『母子手帳』と呼ばれる、母と子どもの健康状態や予防接種の記録を綴る『母子健康手帳』。発行する自治体によっては、父親や周囲の方が書くページを設けている場合もあります。
出産での入院中に、助産師の方から父親も書けるページがあることを教えてもらったというTsukiさん。旦那さんは恥ずかしがり屋のようで、書いてもらおうか正直迷ったそうですが、赤ちゃんが無事産まれ、あまりにも愛おしそうに赤ちゃんを見つめる旦那さんを見て決心がつき、「良かったら書いて欲しいな…」と伝えたところ、「責任重大だ（笑）」と言って書いてくれたそうです。
旦那さんが生まれたばかりの息子さんへ送ったメッセージ全文は以下のとおり。
「誕生おめでとう。出産おつかれさま。そして2人ともありがとう。お腹の中にいた時から愛おしかったけど、出てきたらより愛おしいね。しばらくは母と父で君を守るけど、言葉が分かる頃には君と父で母を守りましょう。我が家はそういう家族です。穏やかで優しく、誠実な人間に育ってください。天上天下唯我独尊。まさしくね。」
赤ちゃんはまもなく生後3カ月を迎えます。Tsukiさんにメッセージを読んだときのお気持ちや育児について話を聞きました。
ーー旦那さんが書いた文章を読んだときのお気持ちは？
「もう純粋に心から嬉しくて、気付いたら涙が止まりませんでした。何もかもが初めての育児。入院中、ひたすら泣く我が子に『わかってあげられなくてごめんね』と涙した夜もあり、本当に母親としてやっていけるのか漠然とした不安を抱いていたのですが、旦那さんからのメッセージを読んだ瞬間、その不安が吹き飛びました。
”母子手帳は親から子へのラブレター”と助産師の方が教えてくださいました。息子にとっても、私にとっても、この母子手帳は宝物になると思います」
ーー文中に出てくる「天上天下唯我独尊」という言葉について。
「私たちは”あなたは、”唯一無二で尊い存在”という意味で捉えましたが、『天上天下唯我独尊』の意味の捉え方は本当に様々なので、将来息子が大きくなった時に、どんな風に解釈するのかも楽しみです！（笑）」
ーー現在の旦那さんと息子さんの日々の関わりは？
「2カ月ほど育休をとってくれたのですが、家事全般だけでなく、オムツ替え、寝かしつけ、沐浴等、授乳以外のことはすべてやってくれました。育休中は、旦那の大きな腕で抱っこされると息子もすぐ泣き止んでいたのですが、育休があけて私と過ごす時間が長くなると、旦那の抱っこではなかなか泣き止まなくなり、『こうして差がついていくのか…』と嘆いておりました（笑）。
でも、やっぱり息子は毎日スキンシップをとってくれる旦那が大好きで、最近では旦那と息子がよく2人でおしゃべりしています（笑）」
ーー生後2カ月間を改めて振り返っていかがですか？
「毎日が同じことの繰り返しのようで、全然違うので本当に大変ですが、息子のおかげで夫婦としての絆がより深まっているように感じます。
私たち2人のもとにきてくれて、『本当に本当にありがとう』と伝えたいです。うまくいかないことはたくさんありますが、先輩ママさんから『親も初めから親ではなくって、子どもと一緒に成長していくんだよね』という言葉をいただきました。本当にその通りだなと痛感する毎日です。
『一緒に成長していこうね！』を合言葉に、家族全員でいっぱいつまづきながら進んでいきたいです」
旦那さんが書いたメッセージには、多くのコメントが寄せられました。
「羨ましいの一言です♡きっとあなたが素敵な人なんでしょうね！」
「言葉選びが一つ一つ素敵すぎて……！良い旦那さんですね」
「幸せのお裾分けありがとう」
「旦那さまの愛と覚悟が感じられました」
「え、良い男であり、良いパパであり、良い夫。最高やないかーい！」
TsukiさんのInstagram（@s____tsuki）やThreads（@s____tsuki）では、日々スクスクと成長する息子さんの愛らしい成長や日常の記録を投稿しています。
（まいどなニュース／ラジオ関西・五ヶ瀬 あお）
