広島・島内颯太郎 (C)Kyodo News

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◆ 「すごいボール投げてたね」

 広島がヤクルトに逃げ切り勝ち。2回のビッグイニングを投手陣が守り切り、後半戦初戦でをいい形で勝利した。

 約2ヶ月ぶりの登板となった広島先発のトーマス・ハッチは、初回に村上宗隆に2ランを浴びる不安な立ち上がり。しかし打線はヤクルト先発の山野太一から2回、打者15人9安打の猛攻で9得点を奪って逆転。その後は村上の今日2本目の2ランなどでジワジワと追い上げられたが、広島ブルペン陣も粘りながら継投していき、最後は守護神・栗林良吏が締めた。

 26日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』では、2週間ぶりに登板した島内颯太郎のボールに対し、解説として出演した平松政次氏は「すごいボール投げてたね」と最速157キロをマークしたストレートにまずビックリ。続けて「おそらく(ファームに)落としたのも、そんなに内容が悪いからじゃなくて、気持ちでしょうね」と抹消理由を推測した。

 さらに「気持ちを落ち着かせて、ファームでは好きなように投げてくれと。 ファームに行って、帰ってきたらまたこれだけのボールを投げられるわけですから。その辺はファーム行って細かいこと言ってもすぐは良くなりませんので、やっぱ気持ちの入れ替えをね、新たにまた戦うんだよというものを教えながらやったんですね」とリフレッシュの意義を説いていた。

 8回を任せられる快碗セットアッパーの帰還は、新井カープにとってなによりの好ニュースとなりそうだ。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』