緊急招集の内野が意気込みを語った。写真:金子拓弥 (サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

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 U-23日本代表は現地7月26日、フランス・ボルドーでパリ五輪グループステージ第2戦・U-23マリ代表戦の前日練習を実施。トレーニング後、追加招集となったDF内野貴史が意気込みを語った。

 22日のトレーニングで負傷したDF半田陸に代わって、急きょメンバー入りした内野。招集の連絡があった際、大岩剛監督とも話したという。

「試合の前日の朝とかの電話で、大岩さんからも直接電話がかかってきた。寝てたらかかってきて、出たら大岩さんで『いけるか?』みたいな感じだったんで、行きますって言って、そのまま朝起きて準備して、飛行機に乗りました」
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 また怪我で離脱した半田への思いも語る。

「陸はこの活動でずっと呼ばれていましたし、かける思いも強かったと思う。陸の悔しい気持ちを自分も理解できますし、代わりに入って、陸の思いも背負って、やらないといけないかなって思ってます」

 意図しない形での招集となったが、内野は「ここを目ざしてきた。この機会をもらって今後後悔したくはないので、この機会で何かを守ろうとするんじゃなく、もう当たって砕けろぐらいの気持ちで、チャレンジャー精神でやっていけたらいいかなと」と闘志を燃やした。

取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)