ユキが作詞したアコースティックなトラックが美しいミディアムバラード「So Far So Good -Japanese ver.-」でムードを変えると、スアンは「日本でまた公演ができてとても幸せです。本当に会いたかったです。ライブを終えたら韓国に戻りますが、日本で本当に素晴らしいエネルギーをもらえました。ありがとうございました。また会いましょう!」、ユキは「今日、楽しんでもらえましたか? 楽しんでもらえて、私も嬉しい気持ちでいっぱいです。久しぶりに母国で皆さんに私たちのステージをお見せできて、嬉しかったです。皆さんの大切な時間を私たちに使ってくれて、ありがとうございました」、チェインは「本当に会いたかったです 。久しぶりに日本で舞台をするので、嬉しくて楽しい時間でした。一つ一つ心を込めてステージをしたので、PLORY(PURPLE K!SSファンの総称)とのこの幸せな思い出をずっと大切にします! 愛しています」と語った。

また、ゴウンは「幸せな笑顔で私たちを見てくださって、歓迎してくださったPLORYの皆さん、本当にありがとうございます。日本に来るといつも嬉しいし、気持ちが楽になるし、それはPLORYのおかげだと思います。これからもよろしくお願いします。PURPLE K!SSを愛してくださって本当にありがとうございます。また会いましょう」、ドシは「今日は私たちを待ってくれた日本のPLORYたちに素敵な舞台をお見せできて、とても幸せな一日でした。皆さんのために録音をして、練習して、きれいな姿で舞台に立った時、私たちを見る幸せそうなPLORYの顔を見るのが一番嬉しかったです。そして、みなさんをもっと幸せにしたいと思っています。だからこれからも私たちはいつまでも一緒にいましょう。愛してます」、イレは「皆さん、今日は楽しかったですか? 私もとても楽しかったので、時間があっという間に過ぎたように感じます。皆さんのおかげで幸せな思い出をまた一つ作って韓国に戻ることができて嬉しいです。いつも一緒にいてくださる日本のPLORYたち、本当にありがとうございます。これからもたくさんの思い出を作りましょう。愛してます!」と感謝の言葉を伝え、「Let's go!」と勢いをつけてラストパートに突入。

韓国の最新タイトル曲で日本語になったばかりの「BBB -Japanese ver.-」は、キュートなダンスブレイクが導入された新たなバージョンとなり会場を沸かせると、「Zombie -Japanese ver.-」で怒涛の盛り上がりを迎え、本編を締めた。

アンコールの「Autopilot」(夜公演は「Heart Attack」)では、大きな耳のついた可愛いカチューシャでメンバーたちが登場。「アンコールを叫んでくれて、あざっす!」と笑顔を見せると、ユキが「私が言う“あざっす”をメンバーが覚えちゃいました(笑)。今日の公演は終わりますが、私たちの活動は続いていきます。これからも応援よろしくお願いします」と言い、「Twinkle」でステージから手を振り別れを惜しみ、最後は全員で手をつないで礼をしてステージを降りて行った。

丸1ヶ月にわたる北米ツアーの後とあって、完成度の高い公演だったが、日本では慣れた曲を日本語バージョンで歌ってくれたのも嬉しい。ユキの日本語詞をはじめ、楽曲制作から振付などクリエイティブまでこなす彼女たち。次なる作品と公演も楽しみだ。

取材・文/坂本ゆかり

■公演概要
「PURPLE K!SS 2024 BXX TOUR in JAPAN」
【日程・会場】
・大阪公演(GORILLA HALL OSAKA)
2024年7月17日(水) 開場14:00 / 開演14:30
2024年7月17日(水) 開場18:30 / 開演19:00

・神奈川公演(SUPERNOVA KAWASAKI)
2024年7月20日(土) 開場14:00 / 開演14:30
2024年7月20日(土) 開場18:30 / 開演19:00

■関連リンク
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