大谷がオールスターで初本塁打 試合はア・リーグが逆転勝ち

【AFP＝時事】MLBオールスターゲーム2024（94th MLB All-Star Game）は16日、米テキサス州のグローブライフフィールド（Globe Life Field）で行われ、ア・リーグが5-3でナ・リーグに勝利した。

　試合は3回表にロサンゼルス・ドジャース（Los Angeles Dodgers）の大谷翔平（Shohei Ohtani）が3点本塁打を放ち、ナ・リーグが3-0と先制したが、ア・リーグはその裏にニューヨーク・ヤンキース（New York Yankees）のフアン・ソト（Juan Soto）の2点適時打などで3-3の同点に追いつくと、5回にボストン・レッドソックス（Boston Red Sox）のジャレン・デュラン（Jarren Duran）の2点本塁打で逆転し、そのまま勝利を収めた。

　最優秀選手（MVP）にはデュランが選ばれた。ア・リーグは2-3で敗れた昨年の雪辱を果たし、これで直近11年で10勝目を飾った。

　大谷はレッドソックスのタナー・ハウク（Tanner Houck）が投じた88マイル（約141キロ）のスプリットを捉えて飛距離400フィート（約122メートル）の一発を右翼席にたたき込み、3万9000人を超える観客を沸かせた。大谷はこれがオールスター4度目の出場にして初本塁打で、ドジャース選手の球宴本塁打も1996年のマイク・ピアザ（Mike Piazza）以来となった。

【翻訳編集】AFPBB News