ハメス・ロドリゲスが3ゴールに関与する活躍を見せた【写真:Getty Images】

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前半だけで3-0と圧倒

 南米選手権(コパ・アメリカ)は現地時間7月6日に準々決勝のコロンビア対パナマが米アリゾナ州グレンデールで行われ、コロンビアがMFハメス・ロドリゲスの1ゴール2アシストの活躍などで5-0と圧勝。

 2大会連続のベスト4入りとなった。

 今大会は南米サッカー連盟所属の10チームに、北中米カリブ海地区からネーションズリーグの上位6チームを加えた全16チームで開催。米国で4チームずつ4組のグループリーグと、上位2チームずつが進出する準々決勝以降の戦いが行われる。

 ブラジルの入ったD組を2勝1分で首位通過したコロンビアは、北中米カリブ海地域から勝ち上がってたパナマを圧倒した。まずは前半8分、ハメスのコーナーキックからFWジョン・コルドバがヘディングで叩いて先制ゴール。さらに前半15分にはハメスがPKを決め、序盤で一気に力の差を見せつけた。

 さらに前半41分に中盤でフリーキックを得たコロンビアは、ハメスが相手の集中が切れている瞬間を見逃さず、背後のスペースへ浮き球パス。これに反応していたFWルイス・ディアスが浮き球シュートで蹴り込んで前半だけで3-0と差をつけた。

 後半25分には、コロンビアの選手がファウルをされたかという場面で全体がエアポケットに入ったような瞬間を見逃さず、MFリチャード・リオスが強烈なミドルシュート。これが構え遅れたGKの届かないコースに突き刺さり、主審はそのままゴールを認めて4-0に。コロンビアは勝負へのシビアさを発揮した。

 このままパナマを寄せ付けなかったコロンビアは、アディショナルタイムにもPKでFWミゲル・ボルハがゴールを決めて5-0で勝利。準決勝ではウルグアイとブラジルの勝者と対戦する。(FOOTBALL ZONE編集部)