今季J1のロングスローデータに注目【写真:(C) FCMZ】

写真拡大 (全2枚)

町田がダントツの数値を記録

 スポーツデータ配信や分析を行うデータスタジアム株式会社の公式X(旧ツイッター)が、今季J1全20クラブのロングスローデータを公開。

 各チームのロングスロー軌道が画像で明かとなった。

 今季は昇格組のFC町田ゼルビアがロングスローを多用し、ゴールに迫るシーンが増えたなかでJリーグファンの間でも話題にもなった。

 データスタジアム公式Xで公開されたのは第21節までのデータだ。町田がダントツトップの79回を記録し、柏レイソルが22回、ヴィッセル神戸が14回と続いた。一方で、鹿島アントラーズや、浦和レッズ、アルビレックス新潟など計7チームは一度もロングスローを行っていないことも明かとなった。

 ロングスロー回数に合わせて各クラブのロングスロー軌道も公開された。町田は両サイドから満遍なくゴール前にボールが供給されているが、柏と神戸は左サイドに偏り、ジュビロ磐田と京都サンガF.C.(ともに11回)は右サイドに偏る結果となった。

 特に町田は1つの軌道がゴールラインを割るなど特徴的なデータも見られた。コメント欄では「ロングスロー多様するメリットの方がでかそう」「こんなにも数の差が激しいとは驚きです」「得点に繋がったのが何本なのかは気になる」「これは面白い」「チャンスあるなら狙うのは当然か」など、ロングスローのデータに反響の声が上がっていた。

 ロングスローを投げられる選手も限られてはいるが、Jリーグでも戦術のオプションとして増加していくだろうか。(FOOTBALL ZONE編集部)